内容説明
い・と・お・か・し。ゆるくてかわいい張り子作りの本！粘土と和紙とのり、身近な材料で気軽に縁起物や季節の飾りが作れます。ゆるくったって本気です。愉快で意外とためになる張り子ワールド。
目次
張り子とは
福を招く
魔除けと健康守り
季節の飾り
小さな人形
張り子の作り方
作品の作り方
著者等紹介
前田ビバリー［マエダビバリー］
長崎県生まれ。大分県立芸術文化短期大学美術科卒。郷土玩具に興味を持ち、張り子作りを開始。伝統的な郷土玩具をベースにしながらも、素朴で飄々とした雰囲気のオリジナル張り子を得意とする。東京ビバリコとしてイベントでの展示やギャラリーでの販売をしつつ、カルチャーセンターでの張り子教室やワークショップを開催（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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よこたん
36
“粘土と和紙とのり。身近な材料で気軽に縁起物や季節の飾りが作れます。ゆるくったって本気です。” 素朴・個性的・味がある…一生懸命に丁寧に作ってある、ゆるさがたまらない。色塗りすぎ、描き込みすぎてやや不気味感が漂うのもまた良し(魔除けにも？)。招き猫、十二支、つるし飾りが可愛い。特に鯛の飾り物が好きなので、欲しくなった。作り方や型紙付きだが、これは相当に難しそう。もともとが郷土玩具ということだから、昔はおじいちゃんおばあちゃんが、孫のためにこさえたおもちゃだったのかなと。器用な方は、ぜひ挑戦を。 2018/01/02
リコリス
31
前田ビバリーという名前に惹かれて図書館で借りました（笑）ふさふさした眉にのほほんとした表情の招き猫、賢そうで落ち着きのある犬筥、１つは欲しくなるそのゆるさがたまらない鯉金、可愛さにホッとするひねり鳩、そしてふくら雀のふくよかさに身が引き締まるおもいです（笑）張り子たちの優しい表情に作り手の愛を感じます。丁寧な作り方解説に本気で作りたくなりそう。2020/08/18
猪子
6
郷土玩具が好きだけど、出不精なので集まらない。なら自分で作っちゃったらいいんじゃない！と思ってこの本を借りましたが、なかなか難しそうですねぇ…。ビバリーさんのように綺麗な型を作って着色してってなると相当な訓練が必要そうだ。初期費用もかかりそう。2018/10/30
遠い日
5
張り子を手作り！？どことなくユーモラスで、温かみのある張り子は、めでたさにも通じる印象。それを自分でデザインして作るのだからますます縁起物としてご利益がありそう。2020/02/26
Ryo
4
図書館。張り子の技法を知りたくて着手。油粘土などで型を作った後ラップでくるみ（剥がれ防止に大きくカットせず小さくカットして貼る）水をつけた5cm四方の新聞紙を２，３回貼った後障子紙などの厚めの和紙を小さくカットして糊をつけて貼る。次にもう少し柔らかい和紙を小さく切って２、３回貼った後１日置いて乾燥させる。表面の凸凹はヘラで直しなめらかにしたら切って型を取り出し再度貼り付け。箱の作り方もあるのは良かった。作者は若い人だけどデザインが好みでなかったのが残念なのでオリジナルで作ってみたいなあ。2021/03/25
