出版社内容情報
最後の軍令部総長、唯一の手記、67年ぶりの復刊山本五十六戦死後に連合艦隊司令長官をつとめ、最後の軍令部総長として戦艦大和の水上特攻など断末魔の帝国海軍の各作戦を命令した海軍大将が残した手記。そこに描かれた海軍内部の生々しいやりとりから見えてくる「海軍の失敗の本質」とは何か。〈解説〉戸高一成
内容説明
山本五十六戦死後に連合艦隊司令長官をつとめ、最後の軍令部総長として戦艦大和の水上特攻など断末魔の帝国海郡の各作戦を命令した海軍大将が残した手記。そこに描かれた海軍内部の生々しいやりとりから見えてくる「海軍の失敗の本質」とは何か。
目次
第1篇 生い立ちの記
第2篇 海軍生活
第3篇 太平洋上の暗雲
第4篇(その1) 十二月八日前後
第4篇(その2) ミッドウェイ大海戦
第5篇 偽れる軍艦マーチ
第6篇 最後の連合艦隊司令長官
第7篇 サイパン敗戦記
第8篇 斜陽下の太平洋
第9篇 暗夜行
第10篇 終戦への陣痛
第11篇 無罪になるまで
著者等紹介
豊田副武[トヨダソエム]
1885年(明治17)年、大分県生まれ。海軍軍人。1905年海軍兵学校を卒業(三三期)し任官。17年海軍大学校を首席卒業(甲種一五期)。連合艦隊参謀長、海軍省教育局長、同軍務局長、第四艦隊司令長官、艦船本部長など歴任後、41(昭和16)年に海軍大将。太平洋戦争中は呉鎮守府長官、横須賀鎮守府長官などを経て44年5月に連合艦隊司令長官。45年に軍令部総長として終戦を迎える。戦後、戦犯容疑で逮捕されるが東京裁判では不起訴処分となる。1957年死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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