感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
松本直哉
30
事故で亡くなった親友の誕生日に読む。400ページを超える大著だが繰り返しが多く、つづめれば半分ほどになろう。ただ、どうしても繰り返して言いたかったんだという著者の凄みというか気迫が伝わってくる。何回言っても理解しようとしない相手に、それでもあきらめず何回も言わずにはいられない無念。表紙の写真の少年少女の笑顔が、数十分後には消えていた事実の重み。ここで名指しされた自衛隊幹部と大臣には誠意を持って疑惑に答える義務がある。それにしてもジェットコースターを超える速度での最後の落下。想像するだに身の毛がよだつ。2017/11/29
マイケル
8
矛盾と疑惑に満ちた事故調の圧力隔壁破壊説では説明のつかない数々の状況証拠や生存者証言。墜落の真実と真相を知りたいという遺族による横書き約460ページもある大作論文。理系出身のため多くのデータを元に科学的論理的な推論で導き出された自衛隊関与の「仮説X」。あのJAL123便墜落事故からもう直ぐ40年。やはりボイスレコーダーの情報開示が必要。真相の隠蔽ととられるだけ。本書は決して陰謀論ではなく墜落原因を知りたいという遺族の生の声。森永卓郎氏著書で話題となったこの事件。興味を持った人は是非本書に触れて欲しい。2025/07/31
Hiroki Nishizumi
8
至誠にして動かざる者は、未だこれあらざるなり。天網恢々疎にして漏らさず。一日も早く事実が明るみに出ることを祈る。2019/11/06
Hiroki Nishizumi
8
123便については以前から関心があり、本書に挙げられている参考文献もかなり読んでいる。なので、書かれていることで初見は少ない。そのため大筋本書の仮説Xが事実に近いと思っていたし、読後もますます確信した。本書により得られたことは「これはダメかも分からんね」の本当の意味、自衛隊のおそるべき隠蔽体質、そしてこれまでは信じられなかった事故直後の犯罪が事実ではないかとの、なんとも言えない思いである。真実はいつ明るみに出るのであろうか‥‥2016/12/21
ワイルドストロベリー
5
これ本当なの?半信半疑で読み始める。確かに疑問に思える点は多い。事実は小説より奇なり。証拠品を回収したり、生存者にとどめを刺すなど、にわかには信じがたい。でもあり得ないとも言い切れない。2017/04/30