中公選書<br> 「戦後」が終わるとき―日本は外交の言葉を取りもどせるか

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中公選書
「戦後」が終わるとき―日本は外交の言葉を取りもどせるか

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  • サイズ 46判/ページ数 260p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784121101266
  • NDC分類 319.1
  • Cコード C1331

出版社内容情報

日本の「戦後」とは何だったのか。「戦後」が終わったあとも、日本が世界のなかで実力にふさわしい地位を保ち続けるにはどうしたらよいのか――。冷戦後の激動する世界情勢のなかで発信し続けた名物時評「世界のかたち、日本のかたち」。日本の二度の政権交代、安倍政権、アメリカの国際的影響力の低下と中国の台頭……。今こそ必要な「外交の言葉」を探る。

内容説明

安倍政権第一の遺産、それは「戦後」を終わらせたことだ―。二〇〇八年から一三年間、内外情勢の激動するなかで書き続けられた人気コラム「世界のかたち、日本のかたち」を集成。オバマ、トランプ、プーチン、習近平ら新たな指導者の登場により、世界は確実に更新されたが、積み残された課題は多い。米中の狭間で、日本が実力に相応しい地位を保つにはどうしたらよいのか。時代のうねりを読み、今こそ必要な「外交の言葉」を探る。

目次

1 政権交代前夜(国際的な影響力を高めよ;「中国の変化」を望む声 ほか)
2 民主党政権時代(鳩山氏の不思議な弁明;「重要な同盟関係」の深化 ほか)
3 安倍政権前期(日米同盟の目的を再確認せよ;尖閣の「よい」棚上げ ほか)
4 安倍政権後期(トランプ氏の最大の公約;アメリカニズムの正体 ほか)

著者等紹介

坂元一哉[サカモトカズヤ]
大阪大学名誉教授。1956年福岡県生まれ。京都大学法学部卒業。同大学院法学研究科修士課程修了。オハイオ大学歴史学部を経て、京都大学大学院法学研究科博士後期課程満期取得退学。博士(法学)。京都大学法学部助教授などを経て、大阪大学大学院法学研究科教授。2021年3月退官。著書に『日米同盟の絆』(サントリー学芸賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

バルジ

5
産経新聞で連載中のコラムを時系列で纏めた1冊。ここ十数年の日本の外交安保を巡る状況が急激に悪化していく様子が本書を読むと明瞭に示されている。新聞のコラムのため内容の重複がいくつか見られるが、著者の強い思いのこもった部分であることが推察され、特に憲法へ自衛隊の存在を追加するという改憲案には強い拘りを感じる。また「外交の言葉」を失った戦後日本が安倍政権下の平成・令和と掛けて徐々に国際秩序の中で外交的な言葉を発し影響力を持ち始めたことを評価する。人によっては政権寄りとも見られかねないが妥当な評価であろう。2022/05/08

とある本棚

4
2008年から2020年まで新聞に定期的に掲載していたコラムをまとめたもの。著者の専門の日米外交を軸に、それに関連する対中政策や憲法問題を取り上げる。著者の改憲論や安保法制に対するスタンスに賛成するかはともかく、時の政権に対する評価は概ね妥当なものに思われる。本書を一読することで、日米同盟の重要性と過去10年の日本の外交の変遷を辿ることができる。中国・北朝鮮・ロシアといった近隣の権威主義国家の膨張が懸念される今だからこそ、米国との関係のあり方を改めて考えたい。2022/04/04

Go Extreme

1
政権交代前夜: 国際的な影響力を高めよ 「中国の変化」を望む声  民主党政権時代: 鳩山氏の不思議な弁明 「重要な同盟関係」の深化 安倍政権前期: 日米同盟の目的を再確認せよ 尖閣の「よい」棚上げ 安倍政権後期: トランプ氏の最大の公約 アメリカニズムの正体2022/04/28

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