中公新書<br> 人口と日本経済―長寿、イノベーション、経済成長

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人口と日本経済―長寿、イノベーション、経済成長

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  • サイズ 新書判/ページ数 198p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784121023889
  • NDC分類 332.107
  • Cコード C1233

出版社内容情報

人口減少が進む日本は衰退する運命なのか。人口と寿命を経済学の視点から捉えなおし、財政危機からAIまで日本経済の将来を考える。

内容説明

人口減少が進み、働き手が減っていく日本。財政赤字は拡大の一途をたどり、地方は「消滅」の危機にある。もはや衰退は不可避ではないか―。そんな思い込みに対し、長く人口問題と格闘してきた経済学は「否」と答える。経済成長の鍵を握るのはイノベーションであり、日本が世界有数の長寿国であることこそチャンスなのだ。日本に蔓延する「人口減少ペシミズム(悲観論)」を排し、日本経済の本当の課題に迫る。

目次

第1章 経済学は人口をいかに考えてきた(日本の人口;中国の人口 ほか)
第2章 人口減少と日本経済(日本が消える?;超高齢社会の社会保障 ほか)
第3章 長寿という果実(先進国における出生率の低下;日本の出生率の推移 ほか)
第4章 人間にとって経済とは何か(経済とぜいたく;一国経済の活動水準―GDPの計測 ほか)

著者等紹介

吉川洋[ヨシカワヒロシ]
1951年、東京都生まれ。東京大学経済学部卒業後、イェール大学大学院博士課程修了(Ph.D)。ニューヨーク州立大学助教授、大阪大学社会経済研究所助教授、東京大学助教授、東京大学大学院教授を経て、立正大学教授。専攻はマクロ経済学。著書『マクロ経済学研究』(東京大学出版会、1984年、日経・経済図書文化賞、サントリー学芸賞)、『日本経済とマクロ経済学』(東洋経済新報社、1992年、エコノミスト賞)、『転換期の日本経済』(岩波書店、1999年、読売・吉野作造賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mitei

354
大半が人口論が多かったのが印象的。実際の経済論としては今後も成長可能ということ。経済より人口の増加について勉強になった。2017/03/08

遥かなる想い

243
2017年新書大賞第2位。 少子高齢化、人口減少という深刻な日本の 現実を直視した本である。今や 子供の数が 高齢者の半分となった日本が どう進むべきなのか?日本は人口減少とともに 消えてしまうのか? 経済からの視点は 新鮮で面白い.. 豊かな国での人口減少.. 将来に対する漠然とした不安を払拭する程の 代案はなかったが、整理するにはちょうど良い 本だった。 2017/04/27

KAZOO

133
吉川先生の久しぶりの日本経済論です。この分野ではベストセラーになっていてなかなか手に入らなかったのですが大書店で手に入れました。ただ期待した割には常識的な分析が中心で、現状把握などや経済的な位置づけはわかるのですが、もう少しドラスティックな提言をされてもいいのではないかと感じました。シュムペーターの創造的破壊についても述べられておられますが、吉川先生にそこら辺を期待したのですが。2016/10/01

5 よういち

105
人口減少は日本にとって大問題であるが、経済が衰退するという説に異を唱える本書◆私が経済には明るくないからだろうか。確かに説得力のある内容だと思う。人口減少悲観論に真っ向から挑む内容は、前向きなだけに楽しく読めた。◆日本はここ100年でかつてないほどの人口減少に見舞われる。2015年の人口1億2711万人は、2110年には約1/3の4286万人になると推算されている。労働人口が減るのだから、経済的打撃も大きいというのが大方の見方だが、著者はイノベーションによる労働生産性が向上し、実質GDPは伸びていくと。2020/05/14

Miyoshi Hirotaka

94
兄弟が多かった両親が選択した子供の数は二人。独力で育てられる数に制限した。経済成長期に子供を減らす決断をした。一方、親の所得を超えたわが家はプラス1を達成。種全体では人口抑制が課題だが、先進国では人口減少が課題。さらに、長寿化を達成したわが国では高齢化が課題。マクロでは人口爆発の脅威が、ミクロでは国家衰退が論じられる。先進国の平均寿命は生物的な限界に近づきつつあり、技術革新も人口を増やす要素にはならないが、人口に対する悲観論を克服し、プロダクト・イノベーションを積み重ねることで人口は社会と調和する。2018/05/19

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