中公新書<br> 日本経済の底力―臥龍が目覚めるとき

電子版価格 ¥814
  • 電書あり

中公新書
日本経済の底力―臥龍が目覚めるとき

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 新書判/ページ数 179p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784121021243
  • NDC分類 332.107
  • Cコード C1233

内容説明

東日本大震災後の日本を立て直すにはどうすればよいのか―。この問題を考えるとき、震災前の日本経済が停滞していたことを忘れてはならない。以前に戻るのではなく、復興とセットになった新たな成長が必要なのだ。そのために効果的な取り組みとは何か。本書では、飛躍的成長の核になる。産業集積の考え方から、TPPの本質までをわかりやすく説き明かし、まだ眠っている日本の力を最大限に生かす道を明解に示す。

目次

第1章 復興と成長
第2章 経済成長の鍵その1―グローバル化
第3章 グローバル化の方策―TPPを中心に
第4章 経済成長の鍵その2―産業集績
第5章 震災前の産業集積の実態
第6章 「つながり」と「技術」による集積
終章 日本人の底力

著者等紹介

戸堂康之[トドウヤスユキ]
1967(昭和42)年大阪府生まれ。1991年東京大学教養学部教養学科卒業。スタンフォード大学経済学部博士課程修了(経済学Ph.D.)。南イリノイ大学経済学部助教授、東京都立大学経済学部助教授、青山学院大学国際政治経済学部助教授などを経て、東京大学大学院新領域創成科学研究科国際協力学専攻教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

佐島楓

15
産業のグローバル化に関しては、脱・ガラパゴスというふうに解釈したんだけれど、合っているのだろうか? いずれにせよ個々の企業で、いろいろと問題はあると思う。確かにこの際もう内向きはやめたほうがいいけれど。経済の東京一極集中は、リスクが大きすぎるということも露呈してしまったからなあ・・・。そういう意味でがらっと視点は変えたほうがいい。これからの国づくりは大変だけど、やりがいは絶対ある。2011/10/09

KAZOO

12
阪大の安田先生が推薦されていたので手に取ってみました。あまり理論的な論点は示されていないのですが、最近の日本経済の状況から今後のとっていくべき道を示してくれています。図をうまく利用して納得性のある議論を行っています。まああまり理論ばかりに走るのもどうかと思いますが、これくらいの小冊子であれば内容的には満足です。2014/04/24

安国寺@灯れ松明の火

6
私も売上の半分以上が輸出の中小製造業に勤めているので、グローバル展開や技術革新の重要性はよくわかります。3.11以前の停滞していた社会に戻っては復興の意味がないという点にも同意しますが、それは「競争力や生産性がすべて」と考えるあまり、人を単なるコストとしか見ないような社会には戻るべきではないと思うからです。短期的な生産性にとらわれすぎると、人材育成や研究開発が滞り、技術やノウハウが蓄積されません。危機感は持つべきですが、そうした視点も持っておかなければ中長期的な成長は見込めないと私は思います。(続く)2012/07/07

Miyoshi Hirotaka

5
ドラマや映画の影響で終戦がスタートだと思うが、実はそうではない。それ以前にイノベーションのシーズが仕込まれ、大規模に生じた軍民転換が創造的破壊として作用した。自然災害や戦争が経済に及ぼす影響は実は軽微。長期的には続かない。つまり、震災前から続いている経済の停滞にスポットを当てるべきだ。そのためには、グローバルな変化への適応、産業の集積とネットワーク化、技術革新の誘発が鍵。高度経済成長を支えた統制経済もゾンビ企業を延命させるだけ。変化で痛みは伴うが、明治維新がそうであったように日本のよさは失われない。2012/12/11

壱萬弐仟縁

5
元官僚の現在東大教授の先生が、データを有効に活用しながら、非の打ち所のない本に思える。TPPは評者は反対だが、この著者はグローバル化も推進する、新自由主義、市場原理主義から書かれているようだ。市民経済という考えが通用すれば、弱者視点でも復興はどうあるべきか、再考する必要はありそうだ。東北のシーズを活用するのは賛成だ。2012/09/03

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/4004149

ご注意
リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。