出版社内容情報
通り雨のように出会い、波の上で抱きしめ、夕陽のなかで手を振った……。ハワイでの価値観、ローカルでの生き方を描く掌編集。
内容説明
通り雨のように出会い、波の上で抱きしめ、夕陽のなかで手を振った喜多嶋隆のハワイアン・ラブ・ストーリー。
著者等紹介
喜多嶋隆[キタジマタカシ]
明治大学卒業後、コピーライター・CMディレクターを経て、1981年「マルガリータを飲むには早すぎる」で小説現代新人賞を受賞し作家に。以後心地よいリズムの文体で読後感爽やかな作品を発表し続け、出版部数は累計500万部を超える(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
1 ~ 1件/全1件
- 評価
京都と医療と人権の本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
べる
15
著者がハワイで取材した人々の話を読むとゆっくりと温かい時間が流れてきて、自由に生きていいんだと気付かされる。多少の雨粒を気にする様子がないローカルの人々。オリンピック出場よりも恋人を選んで幸せになった人。妻からもらったペンダントを砂浜で3ヶ月探している人。朝一で泳ぐ人のことを考えて勤務時間前からゴミすくいをする人。欲があまりないという美しい心をもった人。大学の卒業までに9年かかった人。ハワイでショートパンツとビーチサンダルをはいて生活し始めたら気持ちが大きく変わるだろうな、とハワイ移住欲が掻き立てられた。2023/10/09
たっけ
2
なぜか懐かしい、ハワイの風を感じる一冊です。2025/06/29
masayoriA
2
ハワイがテーマのミニストーリー、というかエッセイ的な短編集。オリジナル作品、お待ちしています。2017/07/24
uso800
1
ハワイ・ラブのショートショート2021/08/01
Muta
1
「P.203 バーを、コナ・ウィンズが吹き抜けていく。リズミカルな波音が、かすかにきこえていた。」 2020/08/22




