内容説明
星付き店のシェフ、従業員、有名ガイドブック調査員、一見客や常連達の肉声を丹念に採集。一ツ星店の厨房での実地体験もふまえて、人材育成や生き残りの秘訣、サービスの心得、店内のチームワークと軋轢、店と取材者との微妙な関係、職人の作る料理を芸術品に変貌させる手法など、美食の殿堂の神秘的内情をつまびらかにする貴重なレポート。ギャルソンがつまみ食い!?料理評論家はお勘定を払うの?どうして料理名は難解なの?…そんな素朴な疑問も明らかに。
目次
第1部 レストラン―コック帽の裏側(オーナーシェフは社長さん;店で働くとは;職場は閉鎖的)
第2部 評論家―味の鑑定者(評論家の発言;評論家の実際;評論家の役割)
第3部 お客―芸術的料理の消費者(リピーターのプロフィル;お客とスタッフ;お客と店主)
著者等紹介
テランス,イザベル[テランス,イザベル][Terence,Isabelle]
1963年、リヨン生まれ。リヨンのリュミエール大学卒。労働市場や食品社会学を専門とする社会学者。現在はリヨンのキャレル学院で教鞭を執る
佐原秋生[サワラシュウセイ]
料理評論家、名古屋外国語大学教授
大岩昌子[オオイワショウコ]
名古屋外国語大学准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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