出版社内容情報
ローマ帝国から人工知能まで――人類が歴史の中で生み出した「ビジネスモデル」を解き明かす。?失敗しない?ための実践的教養。「世界史」に、ビジネスの新しい活路を見いだせ! 歴史上の国家を?企業?、その活動を?ビジネス?として理解すれば、新たな視点が得られる。ローマ帝国の盛衰、大航海時代の競争、さらに現代のAT&T、グーグル、人工知能についても。人類が経験してきた「成功」と「失敗」から導き出される「歴史法則」とは? 日本社会の停滞を打破する「フロンティア」がここにある。
野口 悠紀雄[ノグチ ユキオ]
内容説明
歴史上の国家を“企業”、その活動を“ビジネス”として理解すれば、新たな視点が得られる。ローマ帝国の盛衰、大航海時代の競争、さらには現代のAT&T、グーグル、人工知能についても…。人類が経験してきた「成功」と「失敗」の数々から導き出される「歴史法則」とは?停滞する日本社会を打破する「フロンティア」がここにある。
目次
ビジネスモデルの原点を探る
第1部 ローマ帝国のビジネスモデル(先駆者だったため失敗したカエサル;国造りの天才アウグストゥス;すべてのビジネスモデルはローマに発する;ローマ帝国を支えたもの(1)戦争と奴隷
ローマ帝国を支えたもの(2)異質性の尊重
ローマ帝国を支えたもの(3)税制
アウグストゥスが地上に作った理想国家
蛮族の侵入でなく、ビジネスモデルの破綻で崩壊
ローマ帝国モデルの現代的意義づけ)
第2部 フロンティア拡大というビジネスモデル(海洋国家による地理的フロンティア拡大;自由な海洋国家が閉鎖海洋国家を滅ぼす;日本は海洋国家でなく島国なのか?;電話の潜在力を見抜けた企業と見抜けなかった企業;IBMの成功と没落と再生;「工場のない製造業」という新しいビジネスモデル;第2期大金持ち出現時代;グーグルが見出した空前のフロンティア;人工知能は何をもたらすか)
歴史から何を学べるか?
著者等紹介
野口悠紀雄[ノグチユキオ]
1940年東京生まれ。東京大学工学部卒業、大蔵省入省。1972年エール大学Ph.D.(経済学博士号)取得。一橋大学教授、東京大学教授、スタンフォード大学客員教授。現在は一橋大学名誉教授。専攻は日本経済論。1993年に『バブルの経済学』で吉野作造賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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