内容説明
科学技術の内側(現場)と外側(世間)にある、大きな認識の隔たりとは?―「人としての科学技術者」が担う、責任と役割。
目次
1 現代社会と科学技術(震災で突きつけられた素朴な疑問;科学の誕生とその発展 ほか)
2 かみ合わない科学技術の内と外(誤解される科学;科学的方法 ほか)
3 科学技術を担う人々(工学部志望の人材と受けた教育;科学技術を担う人々 ほか)
4 科学の社会化と脱制度化(社会に受け入れられた科学とその制度化;科学の制度化の限界とその弊害 ほか)
5 科学技術に携わる人間として(科学・科学技術者の内なる世界;知ると分かる ほか)
著者等紹介
新妻弘明[ニイツマヒロアキ]
東北大学名誉教授。工学博士。専門はエネルギー・環境学、電気・電子計測、地下計測・探査、再生可能エネルギー一般、地熱・温泉熱・地中熱利用、木質バイオマス利用など。昭和22年秋田県生。昭和50年東北大学大学院工学研究科電気及通信工学専攻博士課程修了。東北大学工学部・大学院工学研究科教授、東北大学大学院環境科学研究科教授・研究科長、文部科学省工学視学委員、日本地熱学会会長、国際地熱協会理事などを歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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