出版社内容情報
物語の語り手は、一家で飼われてきた歴代十三匹の犬たち。舞台は札幌、北京、東京。家族との出会いと別れ、一家の歴史を描く十三篇。
札幌から北京、そして戦後の東京へ。十三匹の犬たちが語る家族との出会いと別れと一家の歴史。物語の語り手は、一家で飼われてきた歴代十三匹の犬たち。戦前の明るい空気の札幌、戦争中から敗戦後の混乱の中での北京、引揚げ後の米軍の占領に始まる戦後から平成までの東京を舞台に、愛らしい犬だけでなく、臆病な犬、凶暴な犬、殺された犬、様々な犬たちが紡ぎ出す、その犬の一生と家族の歴史。十三章からなる長編小説。
内容説明
札幌から北京そして東京へ―。物語の語り手は、一家で飼われてきた歴代十三匹の犬たち。戦前の明るい空気の札幌、戦争中から敗戦後の混乱の中での北京、引揚げ後の米軍の占領に始まる戦後から平成までの東京を舞台に、誰からも愛される犬、臆病な犬、高貴な犬、澄んだ目の犬、縄抜け名人の犬、猫と仲良しの犬、生涯の伴侶犬など、様々な犬たちが描き出す、その犬の一生と家族の歴史。
著者等紹介
加藤幸子[カトウユキコ]
1936年札幌市生まれ。41年に両親とともに北京へ渡り、47年に引き揚げ船に乗り帰国。北海道大学農学部卒業。農林省農業技術研究所に勤める傍ら「三田文学」に作品を発表。82年「野餓鬼のいた村」で新潮新人賞を受賞、翌83年「夢の壁」で第88回芥川賞を受賞した。91年『尾崎翠の感覚世界』で芸術選奨文部大臣賞を、2002年『長江』で毎日芸術賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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