内容説明
古代日本には、今とは違うさまざまなエロい風俗習慣があった。その習慣は、現代人から見るとエロさに驚くようなものもあるが、実は日本文学の底流に潜み、今も私たちの生活や感覚につながっているものも少なくない。『万葉集』はその貴重な資料の宝庫でもある。ナンパ、BL、人妻…『万葉集』がこんなにエロ面白かったなんて!
目次
はじめに 日本の国柄はエロにある
第1部 異常に多いエロ歌、恋歌
第2部 万葉時代にも恋の制約
第3部 今と変わらぬ恋心
第4部 今と昔を結ぶ糸
あとがき 『万葉集』のにおい
著者等紹介
大塚ひかり[オオツカヒカリ]
1961(昭和36)年横浜市生れ。古典エッセイスト。早稲田大学第一文学部日本史学専攻。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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