出版社内容情報
合戦は、なかった――。では何が? 信長最大の危機を描く驚異の歴史ミステリー。
今川義元の不気味な触手が尾張へ伸びる! 相互不信と玉砕主義が蔓延する織田家中。剛毅に振る舞う主君でさえも、内実は判断停止と若き秀吉は見抜いていた。恃みはもはや、我が血統が受け継ぐ秘密のみ。秀吉一世一代の密約を容れ、“影の人々”が暗躍する――。大胆な発想で桶狭間の戦いのウラを読む、驚異の歴史ミステリー誕生。
内容説明
不可能を可能にしたのは誰か。不都合な事実を書き換えたのは誰か。今川義元の不気味な触手が尾張へ伸びる!相互不信と玉砕主義が蔓延する織田家中。剛毅に振る舞う主君でさえも、その内実は判断停止。恃みはもはや、秀吉の血統が受け継ぐ秘密のみ。秀吉一世一代の密約を容れ、“影の人々”が今川軍団を死地へ誘う。そして奇跡の勝利を手にした後、信長が捏造した“史実”とは―。眼力無双の歴史ミステリー、ここに誕生。
著者等紹介
加藤廣[カトウヒロシ]
1930年東京生まれ。東京大学法学部卒。中小企業金融公庫に入庫し、京都支店長、本店調査部長を歴任。五〇歳で退職し、山一證券経済研究所顧問、埼玉大学経済学部講師などを務める。経営コンサルタントとして中小企業やベンチャー企業の育成に奔走。六〇歳から小説を書き始め、2005年、75歳の時に『信長の棺』で作家デビュー。『秀吉の枷』『明智佐馬助の恋』へと続く「本能寺三部作」がベストセラーとなる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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西君04
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