内容説明
成立目前の世界三大マフィア同盟。ロシアを拠点に欧米へ流れる麻薬、偽造通貨、古美術、女。世界は彼らに牛耳られてしまうのか?ベルリンでの三者会談を追って、ダニーロフとカウリーは現地へと飛ぶ。捜査の裏をかき続けてきたボスたちの、さらに裏をかくために…。双方の緻密な戦略による、緊迫の頭脳および神経戦。手に汗握る、迫力の大団円。米露捜査官シリーズ最新刊。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
yasu7777
2
★★★☆☆ 稲沢3094-4272021/09/27
Tetchy
2
下巻100ページ辺りになってようやく我らがカウリーが捜査に乗り出す。ロシアの一介のマフィアから№1マフィアを葬る事でのし上がってきた男オルロフが今回の敵役だが自分の犯罪ネットワークの構築にも周到な注意を払い、常にロシア民警、FBI、さらにドイツ警察の先回りをし、裏を欠き、更には爆弾を仕掛けて爆死させるという残忍さを披露する。ダニーロフたちが切羽詰った中、オルロフ逮捕に至ったのはほんの小さなミスだったのだが、このミスがどうしても腑に落ちなかった。オルロフという男の用心深さとこのミスがどうにも結び付かない。2010/04/08
ichigomonogatari
1
ロシアマフィアの拷問が怖すぎる2021/09/20
ゆきまる
1
登場人物が多すぎて解りにくい。2019/01/16
けいことはじめ
1
上巻は、人物描写やたくさんの人物紹介でもたついた。下巻も人物が多すぎたが、話しの展開がおもしろく、一気呵成に読んだ。2017/10/19