新潮文庫 ディズニーから勝手に学んだ５１の教訓

堀井 憲一郎【著】

新潮社（2013/01発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 303p／高さ 16cm
• 商品コード 9784101346724
• NDC分類 689.21
• Cコード C0195

出版社内容情報

早大漫研の後輩達を従え、ＴＤＲ調査に奔走する著者が、客・キャスト・キャラクターに見た衝撃の光景を教訓と共に語る爆笑の51話。

早大漫研の後輩達を従え、東京ディズニーリゾートを調査すること20年。ＴＤＲを熟知した著者が苛烈な調査の日々で目撃した衝撃の光景、そして教訓を厳かに語り始めた。５時間待ちで３時間が過ぎた時にカップルに起こった悲劇、仮装期間中にゴスロリの恰好で来場した娘に起きた惨劇、ショーを近くで見せてやろうと思った親心に幼子は……。夢いっぱい教訓もいっぱいの浦安なのだった。

内容説明

早大漫研の後輩達を従え、東京ディズニーリゾートを調査すること２０年。ＴＤＲを熟知した著者が苛烈な調査の日々で目撃した衝撃の光景、そして教訓を厳かに語り始めた。５時間待ちで３時間が過ぎた時にカップルに起こった悲劇、仮装期間中にゴスロリの恰好で来場した娘に起きた惨劇、ショーを近くで見せてやろうと思った親心に幼子は…。夢いっぱい教訓もいっぱいの浦安なのだった。

目次

第１章　女と男のディズニー（女子６人のディズニーランドでの整列；「５時間待ち」で３時間待ったあとの男と女　ほか）
第２章　ディズニーでの家族八景（ディズニーランドへ飲食物を持ち込んでいいんでしょうか；ディズニーランドへの持ち込みの実景　ほか）
第３章　すいている日のディズニー風景（すいているディズニーランドは楽しいのか；すいてる日にディズニーをまわって勢いで結婚してしまった話　ほか）
第４章　もちろんディズニーは混む。「混みすぎて壊れているころ」（嘆きの壁が作られる入場制限の日；入場制限はいつ掛かったのかに対するしずちゃんの答え　ほか）
第５章　ある暑い夏のディズニー（真夏のベトナムボートピープル；暑い夏に自動販売機の飲み物をどうぞ　ほか）

著者等紹介

堀井憲一郎［ホリイケンイチロウ］
１９５８（昭和３３）年、京都市出身。早大卒。高校では落語研究会、大学では漫画研究会に所属。調査して書くというスタイルで大ブレーク。テレビ・ラジオにも活躍の場を広げる（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[わった]

この本はなんなんだろう？作者のエッセイとしか思えないのに、ディズニーの仕事感に関するベストセラーを連想させるようなタイトルになっていて、ミスマッチにイライラ…途中で読むのを辞めようかと思いました。半分はディズニーと関係ない話です。作者のエッセイとして読むと面白いかもしれません。

2016/07/14

[瀧ながれ]

ホリイさんの本を読むたび、なんでこの人こんなにディズニーランドが好きなんだろう、と首を傾げますが、とりあえず、むっちゃ笑えるTDLの本です。この際、行ったか行かないか行きたいかどうかも二の次で、笑える本です。わたしはホリイさんから、TDLはすいた日と混んだ日と壊れた日があると学びました。ホリイさんの、遊びの多い文章は、クセになります。

2013/10/10

[でんか]

堀井さんの本は、文春の「ずんずん調査」から好きで読んでいる。この本は、堀井さんの数あるディズニー本の中で割とコンパクトにまとまってる方だと思う。文体というか、語り口調が独特なので合わない途端にお金の無駄遣いになるのだが、波長が合えば、楽しく読めます。内容は、51の小ネタ。シーでの結婚式って、とか、そういう感じで延々と続く。結構好き。これと「便利帳」をもっていくといい。

2017/11/09

[ピオリーヌ]

徹底した調査に定評のある著者ならではの内容。「ダッフィーは世界を征服するか」「想像以上に貧乏だった１９８０年代前半の日本」

2022/03/19

[noko]

ディズニーの雑学などはあまりなく、新発見がない本だった。題名にあるように、本当に著者の勝手な意見がかいてあるだけ。文章も全体がダジャレや、喋り言葉のオンパレードで、読んでいて段々覚めた気持ちになってくる。著者のディズニーが好きでよく通っていることは、凄いと尊敬するけれど、本としてはお金を払いたい程の一冊ではなかったです。

2014/05/05