出版社内容情報
聖書、資本論、タレント本。意外な一冊にこそ、過酷な現実と戦える真の叡智が隠されている。当代一の論客による、攻撃的読書指南。
功利主義的読書とは何か? それは本の大海から、本当に使える叡智を抽出する技術だ。聖書、資本論、名作古典小説からタレント告白本まで、実践的効用の薄いとされるジャンルの書物をあえて選択。表側のメッセージの奥に隠された、過酷な現実世界を戦い抜く方法を鮮やかに提示する。世界の非情さと教養の豊穣、いずれも知りぬく当代随一の論客による、挑発と知的興奮に満ちた読書指南。
内容説明
功利主義的読書とは何か?それは本の大海から、本当に使える叡智を抽出する技術だ。聖書、資本論、名作古典小説からタレント告白本まで、具体的効用の薄いとされるジャンルの書物をあえて選択。紙背に隠れたメッセージを読みとり、過酷な現実を戦い抜く方法を鮮やかに提示する。世界の非情さと教養の豊穣、いずれをも知りぬく当代随一の論客による、挑発と知的興奮に満ちた読書指南。
目次
資本主義の本質とは何か
論戦に勝つテクニック
実践的恋愛術を伝授してくれる本
「交渉の達人」になるための参考書
大不況時代を生き抜く智慧
「世直しの罠」に嵌らないために
人間の本性を見抜くテクニック
「沖縄問題」の本質を知るための参考書
再び超大国化を目論むロシアの行方
日本の閉塞状況を打破するための視点
著者等紹介
佐藤優[サトウマサル]
1960(昭和35)年生れ。’85年、同志社大学大学院神学研究科修了の後、外務省入省。在英日本国大使館、ロシア連邦日本国大使館などを経て、’95(平成7)年から外務本省国際情報局分析第一課に勤務。2002年5月、背任と偽計業務妨害容疑で逮捕。’05年2月執行猶予付き有罪判決を受けた。同年『国家の罠―外務省のラスプーチンと呼ばれて』で毎日出版文化賞特別賞を受賞した。主な著書に『自壊する帝国』(新潮ドキュメント賞、大宅壮一ノンフィクション賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
gonta19
ehirano1
かわうそ
サトシ@朝練ファイト
佐島楓