出版社内容情報
小説からエッセイ、詩、批評、伝記、歴史、戯曲まで。古今東西の文学をめぐる目からウロコの話が満載。最初で最後の「文学講義」。
長篇小説はなぜイギリスで、短篇小説はなぜアメリカで発展したのか?――小説からエッセイ、詩、批評、伝記、歴史、戯曲まで、目からウロコの話が満載。決定版文学講義。「丸谷さんは、古代から現代にいたるまでの文学の姿をたんに手際よく整理してみせたのではない。ここで展開された論議は、つねに現代文学の先端的位置からなされているのである」(湯川豊「あとがき」より)
内容説明
長篇小説はなぜイギリスで、短篇小説はなぜアメリカで発展したのか?―小説からエッセイ、詩、批評、伝記、歴史、戯曲まで、目からウロコの話が満載。決定版文学講義。
目次
短篇小説―もしも雑誌がなかったら
長篇小説―どこからきてどこへゆくのか
伝記・自伝―伝記はなぜイギリスで繁栄したか
歴史―物語を読むように歴史を読む
批評―学問とエッセイの重なるところ
エッセイ―定義に挑戦するもの
戯曲―芝居には色気が大事だ
詩―詩は酒の肴になる
著者等紹介
丸谷才一[マルヤサイイチ]
1925‐2012。山形県鶴岡市生れ。東大英文科卒。1967(昭和42)年『笹まくら』で河出文化賞を、’68年『年の残り』で芥川賞を受賞。小説、評論、エッセイ、翻訳と幅広い文筆活動を展開。『たった一人の反乱』(谷崎潤一郎賞)『後鳥羽院』(読売文学賞)『忠臣蔵とは何か』(野間文芸賞)『輝く日の宮』(泉鏡花文学賞)など著書多数。訳書にジョイス『若い藝術家の肖像』(読売文学賞)。2011(平成23)年、文化勲章受章
湯川豊[ユカワユタカ]
1938(昭和13)年新潟市生れ。’64年慶應義塾大学文学部卒。同年文藝春秋入社。『文學界』編集長、同社取締役を経て、東海大学教授、京都造形芸術大学教授を歴任。2010(平成22)年、『須賀敦子を読む』で読売文学賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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