出版社内容情報
バブル日本を斬るヒーロー活劇、第3集!!
1985年、日本――
バブル前夜のギラツつく街には
良からぬ輩が潜んでいる。地上げ屋、ヤクザ、活動家…
そして、彼らを狩り、バブルの平和を守る“侍”がいた――!!
その正体は、ごく普通の大学生・吉良武人〈キラ・タケト〉!!
今回の彼の任務は、資産家令嬢のデート護衛。
だが、簡単に思えたそのミッションに
思わぬ「陰謀」が絡み始め…!?
【編集担当からのおすすめ情報】
累計1000万部突破!!『ギャラリーフェイク』の巨匠・細野不二彦氏が贈る、令和に昭和なニューヒーローが登場です。残留日本兵を父に持つ主人公・タケトが、父から受け継いだ武芸を駆使してバブル期にうごめく悪漢たちを成敗!! 第3集では、タケトに強大なライバルが登場!! ヤクザや活動家など、バブル期の「闇」が絡んだ緊張感ある展開に注目です。
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- 評価
乱読太郎の積んでる本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぐうぐう
17
武人にライバル登場の巻。元革命戦士という設定は、『恋とゲバルト』を描いた経験から得たものだろう。そこで1985年という時代設定が効いてくる。学生運動がたった15年ほど前のことなのだから、遠い昔ではないのだ。コミケやプラザ合意といった時代性を有効に物語に活かす本作だが、学生運動といった少し前の過去も取り入れているのが、なんとも巧みだ。2024/11/04
コリエル
4
元革命闘士の御曹司なんてのが登場して、来るバブルの大波に乗じて何かを起こそうという雰囲気。ようやくタイトルの一つであるバブル経済の描写が本格化しそう。2024/11/05
KDS
3
吉良武人の過去を掘り下げる巻になるかと思いきや、少しずつ小出しにするようにシフトしたようだ。そしてこの巻からは武人の強力なライバル・伊集院彗が登場。柴佐那子の友人・伊集院るつ子の兄。財閥の御曹司でエリートだが、妾腹の鬼っ子で元学生運動の革命闘士だったこともあり一時は一族から勘当同然だったという変わり種。「太郎」に出てきた速水卓にちょっとかぶるようなキャラだ。武人との対決シーンは見応えがあった。巻を重ねるごとに面白くなってきている。このままの勢いで突っ走って欲しいところ。次巻も楽しみ。2024/11/02
蝉、ミーン ミーン 眠ス
0
今まで見たことのない※だったけど、さすがに作中当時のコミケがどうだったのかは知らんし合ってるのかがわからん2024/10/31