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内容説明
フェール(危険)は必ず起きるものであると想定し、対となるセーフ(安全策)をあらかじめ準備しておく、これが「フェール・セーフ」の基本となる考え方である。私たちの住む日本は、豪雨、震災、津波、原発事故など常に災害のリスクを考慮しなければいけないため、極めて有効な理論だ。災害を防ぐだけでなくどう付き合うべきかを考え抜くと、防災のあるべき姿が見えてくる。
目次
1章 フェール・セーフな日常生活
2章 これまでの重大事故(フェール)
3章 フェール・セーフの技術的側面
4章 フェール・セーフの社会的側面
5章 これからの問題
6章 セーフ(安全)を実現する最新技術
7章 これからの問題(フェール)を新技術が安全(セーフ)にする
8章 おわりに
著者等紹介
織田博靖[オダヒロヤス]
1960年、電気通信大学電気通信学部電波工学科卒業。同年、三菱電機株式会社入社。磁気ディスク記憶装置、全LSI計算機を我が国で最初に開発、成果を電気通信学会等に発表。この技術を導入したオフィスコンピューター市場を創設して業界の拡大、発展に寄与。全国発明表彰を受ける。1987年、エヌ・シー・エル・コミュニケーション株式会社を創業、社長に就任。米国、イスラエルより先進技術・製品の国内導入、輸入販売を先進的に行い、国内技術の新しい発展に寄与。大手企業、大学に支援納入を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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