出版社内容情報
将棋界50年の秘蔵写真・秘話が満載
いまでこそ藤井聡太ブームによってオープンな印象を与えるが、50年前の将棋界は伝統と格式を重んじる“閉鎖的な世界”だった。
そんな将棋界の魅力に惹かれた筆者は、棋士たちの懐に飛び込むスタイルで信頼を得て、棋士のプライベートにも密着。鋭い眼光で勝負に臨む姿だけでなく、名棋士たちの「生き様」を写真に収めてきた。
大山康晴、中原誠、米長邦雄ら伝説の棋士、天才と呼ばれた谷川浩司や羽生善治、そして今秋には史上初の「八冠」に手が届くと目される藤井聡太──。彼らの貴重な写真と弦巻氏だけが知る秘話は「将棋界の貴重な記録」でもある。
2023年夏に将棋連盟の新会長に就任した羽生善治氏との特別対談も収録。
内容説明
「藤井聡太フィーバー」に沸く将棋界で、半世紀にわたり写真を撮り続けたカメラマンの秘蔵写真と仰天の逸話の数々。麻雀を愛した「巨人」大山康晴。悪口を言わない「棋界の太陽」中原誠。鳥取砂丘で全裸になった「狂気の男」米長邦雄。教会で祈る「パウロ先生」こと加藤一二三。個性に満ちた棋士たちの素顔とその時代が凝縮された、将棋ファン必読の書。著者と40年の親交がある羽生善治・将棋連盟会長とのスペシャル対談も収録。
目次
秘蔵フォト 名棋士の素顔
序章 「棋士の世界」に魅せられて
第1章 大山康晴の豪放、升田幸三の美学
第2章 米長邦雄の狂気、中原誠の自然体
第3章 異能の奇人・変人 かくも魅力的な将棋指し
第4章 ネット将棋の先駆者から伝説の美少女まで 個性派棋士たち「それぞれの輝き」
第5章 羽生善治から藤井聡太へ 研究者的思考の新時代
第6章 渡辺淳一、団鬼六、小池重明…将棋を愛し、将棋に愛された人々
第7章 将棋界の「思想」はどこへ向かうのか
特別対談 羽生善治×弦巻勝 将棋界の「伝統と未来」
著者等紹介
弦巻勝[ツルマキマサル]
1949年、東京都生まれ。日本写真専門学校卒業後、総合週刊誌のカメラマンに。70年代から将棋界の撮影を始め、『近代将棋』『将棋世界』等のグラビアを担当する。半世紀にわたってスター棋士たちを撮影。2010年より続く『週刊大衆』(双葉社)のグラビア「人間力」は現在も連載中。日本写真家協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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緋莢