出版社内容情報
目標を「見える化」できれば日本人は強い
アフター・コロナ時代にどう生き残るか?
企業も個人も「プランB」の未来に備えなければならない。
そのカギは、目標や憧れを「見える化」できるかどうかにある――。
業績悪化、収入減、倒産、失業……。「コロナ不況」で不安だらけの今こそ、この状況を反転するためには、発想の転換が必要なのだと著者・大前氏は強調する。
〈つまり、将来が不安だからこそ、諦観するのではなく「稼ぐ力」を身につけるべきなのだ。昇進・昇給が望めないなら、高収入を得るためにスキルを磨いたり、AI(人工知能)やロボットに代替されない能力を身につけたりして、ステップアップを目指す――そうすることで、自分の未来を明るく変えていくべきだと思うのだ。〉(新書版まえがきより)
テレワークや在宅勤務が拡大・長期化する中で、これまでとは異なる仕事力が求められている。ポイントは、「場所」と「時間」に縛られずに集中するための工夫や、「集団知」を導くリーダーシップ、そして目標・成果を「見える化」する仕組みなどにある。
ビジネスパーソンに必要とされる能力や条件を解説した話題書『個人が企業を強くする』の内容をアップデートしつつ新書化。新型コロナウイルス禍によって一変した国内外の情勢を踏まえ、世界的経営コンサルタントが指南する新しい働き方の教科書。
【編集担当からのおすすめ情報】
著者の大前研一氏は、国内外どこにいても、ネットにさえつながっていれば、昼夜関係なくいつでも原稿を送ってこられます。ある時には、バカンス中のオーストラリア・ゴールドコーストから、またある時には、講演帰りに立ち寄った地中海・コルシカ島から、現地の美しい写真を添えたメールが送られてきたこともありました。
そんな「ミスター・テレワーク」こと大前氏が、自身の経験や蓄積をもとに、これからの新しい働き方を解説したのが、『個人が企業を強くする』という本でした。今回、新型コロナ禍による影響を踏まえて、最新の知見や見解を付け加え、新書判として再編集しました。
テレワークや在宅勤務が広がりつつある中で、より実践的な仕事術や考え方を学べる一冊になっています。ぜひご一読ください。
内容説明
「アフター・コロナ」時代にどう生き残るか?企業も個人も「プランB」の未来に備えなければならない。そのカギは、目標や憧れを「見える化」できるかどうかにある―。新しい働き方の教科書『個人が企業を強くする』を新書化&アップデート。
目次
第1章 君たちはどう働くか―間違いだらけの「働き方改革」(給与・資産は“日本一人負け”状態;政府「働き方改革」では何も変わらない;「同一労働同一賃金」は誰のためか;ICT時代に求められる仕事力;「一人」でも世界は変えられる)
第2章 「エクセレント・パーソン」の条件―これからの人材戦略と教育のあり方(「構想力」は鍛えられる;人材育成のキーワードは「見える化」;自社に必要な人材は「青田買い」すべし;社会人に必須の「リベラルアーツ」とは;“稼げない大学教育”の責任を問う;「尖った人間」が企業の命運を決める)
第3章 公務員こそ「働き方改革」を!―国を貧しくさせているのは誰なのか(「人づくり革命」という幻想;マイナンバーは全面改修すべき;今なぜ「公務員の定年延長」なのか;低成長国家・日本でどう生きるか)
著者等紹介
大前研一[オオマエケンイチ]
1943年福岡県生まれ。経営コンサルティング会社マッキンゼー・アンド・カンパニー・インク入社後、本社ディレクター、日本支社長、アジア太平洋地区会長を歴任し、94年に退社。現在、ビジネス・ブレークスルー(BBT)代表取締役会長、BBT大学学長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ハッシー
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きみたけ
サトシ人生サボらない隊
taa