筑摩選書<br> 「暮し」のファシズム―戦争は「新しい生活様式」の顔をしてやってきた

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筑摩選書
「暮し」のファシズム―戦争は「新しい生活様式」の顔をしてやってきた

  • 大塚 英志【著】
  • 価格 ¥1,980(本体¥1,800)
  • 筑摩書房(2021/03発売)
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  • サイズ 46判/ページ数 352p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784480017253
  • NDC分類 210.6
  • Cコード C0321

出版社内容情報

戦争は「新しい生活様式」の顔をしてやってくる。ていねいな暮らし、パンケーキ、制服、二次創作--。コロナとの戦いの銃後で鮮明に浮かび上がる日常の起源。

内容説明

一九四〇年、第二次世界大戦への参画を睨む近衛文麿政権は、国民を戦争に動員するための「新生活体制」の確立を唱えた。生活を一新し、国民を内面から作り変える―。そのために用いられたのは、男性を戦場に駆り立てる勇ましい言葉ばかりではなかった。「ていねいなくらし」「断捨離」「着こなし」「町内会」「二次創作」。これらは、元を正せば戦時下に女文字のプロパガンダがつくりだしたものである。現在私たちが享受する「当たり前の日常」の起源を問い、政治の生活への介入があからさまになった「withコロナ」の暮らしを見つめ直す。

目次

序章 戦争は「新しい生活様式」の顔をしてやってくる
第1章 花森安治と「女文字」のプロパガンダ
第2章 太宰治の女性一人称小説と戦争メディアミックス
第3章 戦時下のミニマリスト詩人・尾崎喜八の「隣組」
第4章 「サザエさん」一家はどこから来たのか
第5章 制服女学生とガスマスクのある日常
付論 花森安治の小説とモダニズム

著者等紹介

大塚英志[オオツカエイジ]
1958年生まれ。まんが原作者、批評家。神戸芸術工科大学教授、東京大学大学院情報学環特任教授を務め、現在、国際日本文化研究センター教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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