小学館文庫<br> 書くインタビュー〈1〉

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小学館文庫
書くインタビュー〈1〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 240p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784094061710
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0195

出版社内容情報

小説巧者に訊く前代未聞のインタビュー読本

「これは、直接会って言葉をやりとりするのではなくて、メールを用いたインタビューです。いっぱんの対面式のインタビューを『喋るインタビュー』だとすると、今回やろうとしているのは『書くインタビュー』です。いままでどおりに質問しようとしても、なかなかそうはいかない。こちらもいままでどおりに答えようとしても、そうはいかない。質問も回答も手間をかけて文章にしなければならないからです」(本文より抜粋)
小説巧者として知られる作家・佐藤正午さんはいかにして作品を“つくって”いるのか――そんな疑問を直接ぶつけるインタビューが、前代未聞の形式で実現。面とむかって話す機会はおろか事前の打ち合わせもいっさい無し、メールのやりとりのみの「書くインタビュー」はスタートしましたが……。
「はっきりさせておきます。なにがなんでも答えたい質問などこちらにはありません。僕はべつに誰かの質問に答えたくてうずうずしているわけではないのです」
まさかの聞き手交代劇にはじまり作家秘書の口述筆記も! のちにNHKでドラマ化される『身の上話』上梓直前の2009年6月から、『鳩の撃退法』の執筆準備に入る2010年12月までの質疑応答(?)を収録した第1巻。




【編集担当からのおすすめ情報】
文芸誌「きらら」連載の「ロングインタビュー 小説のつくり方」をまとめた文庫オリジナル作品です。佐藤正午さんならではの皮肉とユーモアをまじえた“回答”のなかに、創作の現場での本音も覗けます。「書く」ことに特化した異色の「文章読本」です。

内容説明

「これは、直接会って言葉をやりとりするのではなくて、メールを用いたインタビューです。いままでどおりに質問しようとしても、なかなかそうはいかない。こちらもいままでどおりに答えようとしても、そうはいかない。質問も回答も手間をかけて文章にしなければならないからです」作家・佐藤正午はいかにして小説を“つくって”いるのか。前代未聞のインタビューはハプニングも続出。やがて皮肉とユーモアをまじえた回答に、少しずつ創作の秘密が。『身の上話』の上梓直前から、『鳩の撃退法』執筆準備までの質疑応答を収録。「書く」ことに特化した異色の文章読本。

目次

1 喧嘩うってるのか(はじめましての私がいます。;だいじょうぶですか ほか)
2 低調(開き直り;パイ構造 ほか)
3 Re:小説の舞台(二つの既視感;「0」問題 ほか)
4 中らずと雖も遠からず(「た」×千三百二十六;夏休み ほか)

著者等紹介

佐藤正午[サトウショウゴ]
1955年長崎県生まれ。長編小説『ジャンプ』が「本の雑誌」2000年度ベスト1、『Y』が「おすすめ文庫王国」第1位、『身の上話』が「ダカーポ最高の本!2010」国内ミステリ第1位に選出される(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Kanonlicht

28
2、3を先に読んでいて、ようやく1。初期のインタビュアーは佐藤正午氏のダメ出しに耐えられず出奔。二代目インタビュアーはさんざん文句を言われながらも、ある程度の関係性を築いていく。その過程が面白い。といっても、正午氏の自作自演の疑いが(特にこの「1」を読むとより一層)濃厚で、どこまでが真実なのかわからない。個人的に一風変わったエッセイとして読んでいる。特徴的なパイ構造や書くときのアプローチ、固有名詞や人称の問題など、まさに著者なり小説のつくり方を惜しげもなく披露していて、作品の副読本としても楽しめる。2024/09/12

アリ子

23
メールだけのコミュニケーションはただでさえ難しいのに、佐藤正午さんという一癖ある方に対してしょっぱながアレは無いだろうと思ってしまった。二人目の方のメンタルも心配になりつつ、傍観者としてはなかなか面白く読めました。ちょうど「鳩の撃退法」を読み終えたところで、タイトルのつけ方など解説があって、ためになりました。2017/03/24

じゅんぷう2000

18
佐藤正午さんの本(鳩の撃退法)を読んだ直後に読み始めた。作者本人から解説を受けたような気になりました。聞き手の質問が、作者を怒らしたり、途中で聞き手が行方不明になったり、こんなんで、この本は成立するのか?質問も回答もメールだけ、というインタビューが、事実なのか?フィクションなのか?読み初めに気になっていた事も、忘れてしまうくらい、面白く楽しめました。作家の手法、小説の書き方、名付けて「ダンスホールクラッシック」「ダンスホールタッチ」ゲームみたいな名前なんだけど。大笑いです。「ダンスホール」読まなきゃ。2015/09/29

しんこい

15
インタビューが始まったばかりで聞き手がいきなり首?になっておいおい、と思いましたが、その後のインタビューもマイペース。ダンスホールも読んだはずですが、もう一回読まないと、せっかくの話も分からないですね。2015/07/12

内藤

10
読みながらこんな緊張感を味わったインタビューは初めてでした。最初の聞き手の方が今もライターを続けているのか怖くて検索できません。小説を書く手法を丁寧に説明する佐藤正午さんはやっぱりすごい。「ダンスホール」読みます。2015/07/19

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