出版社内容情報
忘れかけている名作童話の魅力を再発見!
芥川龍之介、島崎藤村、与謝野晶子、有島武郎ら錚々たる作家が童話を書いていた。宮沢賢治、坪田譲治らの名作、また時代に埋もれた作品には、大人も魅了する懐しい魅力がある。読書ブーム再興のリーダーである小川義男氏が時代を代表する作品を選び、解説を入れることにより、作品の理解がさらに深まり、この1冊で児童文学の流れもわかる。親子一緒に楽しめる仕組みになっている。ベストセラーになった『あらすじ』シリーズの編者による日本の名作童話編である。読み終わったあとの情感あふれる懐しさは、いったい何だろう。
内容説明
明治から昭和まで、とくに大正時代以降は、わが国の童話や児童文学の黄金時代だったのではないでしょうか。雑誌「赤い鳥」を中心に、芥川龍之介、菊池寛など、一流の作家たちが子どものための作品を執筆しました。この流れのなかで、小川未明、坪田譲治、新美南吉、浜田広介などのすぐれた作家が誕生しました。その成果は戦後にも引き継がれ、多くのすぐれた作家が作品を生み出しています。本書では、それらの作品のなかから、四十八編を選び、その作品のもつ息吹そのものを感じていただきたいという思いから、二十七編は全文を掲載しました。
著者等紹介
小川義男[オガワヨシオ]
1932年、北海道生まれ。私立狭山ヶ丘高等学校校長。59年、北海道教育大学札幌分校を卒業、亜細亜大学大学院法学研究科、早稲田大学大学院商学研究科各修士課程修了。北海道および東京都で公立小学校の教諭・教頭・校長を歴任し、96年より現職。現在も英語教育を通じ、高校生を直接指導するかたわら、講演や執筆活動をはじめ、テレビ・ラジオ等で幅広く活躍
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感想・レビュー
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綾瀬ちかこ