宝島社文庫 このミス大賞<br> 名もなき復讐者 ZEGEN

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宝島社文庫 このミス大賞
名もなき復讐者 ZEGEN

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  • サイズ 文庫判/ページ数 282p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784800297433
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

連続ドラマ化決定! 第17回『このミステリーがすごい! 』大賞「U-NEXT・カンテレ賞」サプライズ受賞作。八戸で水産加工場を営む佐藤幸造のもとに、突然「女衒(ぜげん)」を自称する男が現れ、偽装結婚を持ちかけてきた。相手は、病気の夫の治療費をまかなうため、中国から出稼ぎにきている李雪蘭。彼女は女衒に斡旋された歌舞伎町の風俗マッサージ店で働いていた。幸造は迷いつつも、男の話を承諾するが……。一方、偽装結婚を取り持ち、女たちの世話をする裏で、女衒は妻を自殺に追い込んだ男たちへの復讐を続けていた――。

内容説明

八戸で水産加工場を営む佐藤幸造のもとに、突然「女衒」を自称する男が現れ、偽装結婚を持ちかけてきた。相手は、病気の夫の治療費をまかなうため、中国から出稼ぎにきている李雪蘭。彼女は歌舞伎町の風俗店で働いていた。幸造は迷いつつも、男の話を承諾するが…。一方、偽装結婚を取り持ち、女たちの世話をする裏で、女衒は妻を自殺に追い込んだ男たちへの復讐を続けていた―。

著者等紹介

登美丘丈[トミオカジョウ]
1969年生まれ。大阪府堺市出身。第17回『このミステリーがすごい!』大賞U‐NEXT・カンテレ賞を受賞し、『名もなき復讐者 ZEGEN』にてデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ナミのママ

47
第17回『このミス』大賞U-NEXT,カンテレ賞受賞。賞名どおり良くも悪くもテレビドラマ向けでした。読みやすいです。読みながら映像が浮かび、ストーリーもなんとなくわかってしまいます。わかっていながら、「あぁせつないラブストーリーだなぁ」とページをめくり続けました。この作品がデビュー作のこの作家さん、次作もアウトローを持ってくるのでしょうか。主人公は好みのタイプだったので、楽しみに待ってます。2019/12/07

ドットジェピー

11
面白かったです。ハードさが凄く良かったです2019/08/16

無理矢理読書会@半田建設

10
親に棄てられ名前も誕生日も判らない男が、レイプされ自殺した恋人のために復讐をする。男の職業が風俗や飲み屋に女性を送り出す女斡旋業で、送り出される女性の設定も色々あり殺人の話乍ら面白くもあった。中国人女性が身体の悪い夫のために日本に出稼ぎに来ているが、実は夫は元気になって別の女性と浮気をしていることが発覚する。騙された女性の考え方は、嘘は許せるが裏切りは許せない、と言うものだったが、嘘はその場しのぎで裏切りは長い間を騙すことになるのかと思った。国が違えば考え方、感じ方も違うのかと印象に残った。2019/09/02

うぇい

8
まずまず面白かったですけど、悪役が結構みんな間抜けでやすやすと復讐されてゆくところが御都合主義に感じて気になりました。解説によると作者の方は北方謙三さんの影響を受けたみたいですが、自分は北方さんは読んだことないんですよね。だが最後の水産加工場経営者の描き方とか旧き良きハードボイルドって感じで懐かしく感じました。2021/07/28

じょんたん

6
妻を死へ追いやった者を次々に殺していく、女衒という名の男。ある中国人女性に田舎の男性を紹介し、偽装結婚するようにしたり、自分に助けを求めてきた女性を食い物にせず、最適な職場へ紹介する一面もあり、好感を持っていたが、最後はそうなるんだ〜。と、切なくなった。2020/11/24

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