目次
刀装の変遷(刀装のはじまり;古墳大刀拵;唐大刀拵;黒作大刀拵;刀子拵;杖刀拵;武王大刀 破陣楽大刀;飾大刀拵;細大刀拵;衛府太刀拵 ほか)
刀装図鑑
刀装用語集
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
菱
1
すべて、と言う割には有名な刀の刀装が見当たらなかったりしますが、ざっくりと直刀から幕末までの拵えを追えます。最初は太刀+腰刀だったのが腰刀→打ち刀、腰刀→脇差し、そして太刀の代用としての打ち刀+脇差しでまさかの元腰刀二本が大小拵えの元になるなど、用途の変革の説明は的確かと思います。あと面白エピソードも多いです。ただ具体的な説明がないモノも多く、検索しながらの読了。し、しんどい…。 古い本なので漢字が常用じゃなかったりしますが、その辺は時代感として味わい深いです。2015/10/19
rbyawa
0
f091、日本刀の本14冊め、昭和46年の復刻版、日本ではあまり刀装(刀身以外の鞘や柄を含めた全部の部分ね)は重視されないと聞くし、確かにそんな感じなんだよね。今まで読んだ本できちんと拵えまで含めてたのってむしろ最近作られたムックだったからなぁ、ある意味でこのジャンルの場合専門書一般書のほうが詳しいとは限らないのかもね。刀身の変化よりも時代や役割りを反映しているので流れを掴むにはわかりやすいかも、材料が手に入る入らないとか、見得や役割りのためのニセモノなどもぽちぽち、平安と江戸に主にあるのが意味深だなぁw2015/04/16
-
- 和書
- 菅江真澄と西行伝承