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みんなで跳んだ―城北中学2年1組の記録

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  • サイズ B6判/ページ数 158p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784093873543
  • NDC分類 K916
  • Cコード C0095

出版社内容情報

運動会の大縄跳びで、ひとりだけ跳べない子がいます。勝つために彼を外すか、一緒に跳ぶか?。朝日新聞のコラムを基に作った5分間のビデオが本になりました。ドキュメントとビデオに寄せられた様々な思いを収録。

 運動会のクラス対抗大縄跳びで、ひとりだけ跳べない子がいます。勝つために彼を外すか、一緒に跳ぶか??。ある中学校で起こった問題を取り扱った朝日新聞のコラムを基にして、(財)共用品推進機構と花王が5分間のビデオを制作したところ、千件を超える貸し出しの申込みがあり、学校、企業、家庭等様々な場所で上映されて、多くの感想が寄せられました。 本書は、運動会までのクラスの模様を綴ったドキュメント「みんなで跳んだ」と、ビデオに寄せられた様々な思いを収めた2部構成です。(財)共用品推進機構

内容説明

「大縄跳びで、矢部ちゃんをはずして跳ぶのは、いやなんです」いっしょに跳ぶのが平等なのか、はずすのが思いやりなのか。「ぼくは跳びたい」矢部ちゃんの言葉に、教室は静まり返る。運動会前日の長い長い話し合い。そして、当日、奇跡はおこった。

目次

第1章 矢部ちゃんのいる2年1組(集団万引き事件;最初の班づくり)
第2章 “ともに生きる”ことを学ぶ(矢部ちゃんの作文;みんなで決めた野外教室 ほか)
第3章 矢部ちゃんと跳びたい!(運動会で優勝をめざす;運動会直前の話し合い ほか)
第4章 みんなで跳んだ(運動会で奇跡がおきた;最高のビリ!最高の2年1組!)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

やま

6
角川つばさ文庫版と若干異なる記述がいくつかある。こちらには学級通信の抜粋がないが、最後に先生の文章がある。本編は同じ文章。2015/05/12

ハメ・ドゥースト

2
★★☆子どもたちを信じ切り、子どもたちと共に紡いだ学級物語の記録。担任冥利に尽きる子どもたちの成長に涙。p.60学校のクラスは、目的をもって集まった人々の集団ではない。そんな生徒にとって、この一年間が充実したかけがえのない時間だったと感じられるかどうかは、同じクラスの仲間たちと、どれだけ一緒に楽しんだり、ともに悩んだり、笑ったり、泣いたり、怒ったりする時間を共有できるかで決まる。p.140目標は「自分たちですべてすすめる」に決まりました。そして、スローガンは、さらば担任! ぼくたちの合唱コンクール」です。2018/10/21

GO旦那

0
月曜日の学年道徳のために読んだ。2010/05/16

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