出版社内容情報
永遠の教示に富む偉大な歴史哲学の書『神の国』全二二巻.その最後の,そうして最も重要な主題が本冊所収の一九~二二巻でとりあげられる.主題とは「神の国」と「この世の国」という二つの国の相異なった目的と終極であり,神の愛に根ざした静穏な秩序と平和の共同体の理念が描き出されるのである.事項索引を付した.
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
うえ
7
「わたしが欺かれるなら、わたしが存在するということか確実である以上、どうしてわたしは、わたしが存在するということを信じて欺かれることがあろうか。したがって、わたしが欺かれても、その欺かれるわたしは存在するはずであるから、わたしは、わたしが存在するということを知ることに関して欺かれないことは疑いない。したがって、わたしは、わたしが知るということを、知ることに関しても欺かれないといわねばならない。わたしは、わたしが存在するということを知るように、わたしが知るということを知るからである。」なんかデカルト的な。。2022/09/05
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