耳鼻咽喉科 診療プラクティス〈2〉聴覚の獲得

耳鼻咽喉科 診療プラクティス〈2〉聴覚の獲得

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  • サイズ B5判/ページ数 230p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784830633133
  • NDC分類 496.5
  • Cコード C3047

出版社内容情報

《内容》 【責任編集】 東北大学 池田勝久 東京大学 加我君孝 東京医科歯科大学 岸本誠司 大阪大学 久保 武 《シリーズの特長》 ● 大きな進歩と変革の中にある耳鼻咽喉科学の流れに即応して,あくまでも日常診療に役立つ情報を読者に提供することを目的とした新しいシリーズ. ● 耳科学,鼻科学,頭頸部腫瘍学を3本柱とし,今もっとも臨床の現場で求められているテーマを選び,第一線で活躍中の執筆陣が,実地に則してpracticalに解説. ● カラー写真やイラストを豊富に用いわかりやすく編集.内容を総説,解説,ワンポイントアドバイス,トピックスに分類し,必要な情報が直ちに得られるように構成.4色刷 《本書の内容》 欧米で開発された「埋め込み型補聴機器」がimplantable hearing aid (IHA)という名称で臨床応用されており,我が国にも導入されようという状況にある.また本年は,人工内耳の複数の新機種が保険適応となる記念すべき年でもある.「埋め込み型補聴機器」全般について,その現況を解説するとともに将来を展望したシリーズ第2巻.    《目次》 総 説:埋め込み型補聴機器・人工内耳の現況と今後の展望:久保 武 解 説(● はワンポイントアドバイス) I.埋め込み型補聴器 1.IHAの対象と適応:柳原尚明・比野平恭之 2.IHAの種類と概要  1)リオン型人工中耳:斎藤武久  2)Symphonix型IHA:神田幸彦  ● 埋め込み型補聴器と周辺機器の利用:宇良政治  3)Fredrickson型IHA:小川 郁  4)その他:松代直樹・久保 武 3.IHAの埋め込み術:松代直樹・久保 武 4.IHA術後の評価法:高橋 佳文 5.IHAの成績:暁 清文・佐藤英光 II.人工内耳 1.人工内耳の基礎的事項  1)人工内耳の適応と対象:熊川孝三  2)人工内耳の種類と特徴   a) NucleusR 24:甘佐格司   b) クラリオン人工内耳S-シリーズ:射場 恵   c) Combi 40+:関川宏美  ● 蝸牛開窓とソフトサージェリ:東野哲也  3)人工内耳手術における局所解剖:a橋晴雄  4)蝸牛の形態:河野 淳・鈴木 衞  5)人工内耳例の側頭骨病理:中井義明  6)蝸牛の音受容機構:池田勝久  7)聴覚中枢路の形態と機能:西村 洋  8)言葉の音響学的意味:渡邊雄介  ● 聴神経機能の術中モニター:山本好一・久保 武  9)高度難聴者の遺伝子診断:宇佐美真一  10)埋め込み型補聴機器の生体適合性:渡辺真一 2.人工内耳手術  1)術前検査:   a) 聴力検査・発達検査:能登谷晶子・古川 仭   b) 画像検査:氷見徹夫・新谷朋子  ● 内耳奇形例への人工内耳埋め込み術:坂井 真   c) プロモントリーテスト:土井勝美・藤井直美  2)人工内耳埋め込み術   a) コクレア24:曽根美恵子・阪上雅史   b) Clarion16人工内耳:河野 淳   c) 幼児への埋め込み術:伊藤寿一   d) 化骨例への人工内耳埋め込み術:久保 武・井脇貴子  3)術後合併症   a) 術直後の合併症:大山健二   b) 長期経過後の合併症:小宗静男  ● 人工内耳手術前後の平衡機能:清水謙祐 3.術後のリハビリテーション(ハビリテーション)  1)術後のプログラム設定:冨澤文子・河野 淳  2)言語聴取能評価   a) 小児の成績:宇良政治・冨里則子   b) 成人の成績:山中 昇   c) 内耳奇形例における成績:石田克紀  ● 電極固定のコツ:河野 淳   d) 症候性難聴例の成績:澤田亜也子  3)人工内耳装用小児の発達検査:山口 忍・内藤 泰  ● 小児人工内耳のマッピング:北野庸子・内藤 明  4)教育現場からみた人工内耳の有用性:村上洋子・浅見郁子  5)電話でのコミュニケーション:井脇貴子  6)音楽と人工内耳:加我君孝・中村雅子  7)人工内耳装用者の社会適応:服部 琢  8)人工内耳術後の構音変化:傍士和香  9)米国におけるハビリテーションの現況:高橋信雄 トピックス  ◆ アンケートからみた人工内耳の満足度:氏田直子  ◆ 人工内耳による耳鳴抑制:川島貴之  ◆ 雑音下の言語聴取能検査(HINT-Japanese):城間将江  ◆ 埋め込み型補聴器の両耳装用効果:井脇貴子・久保 武  ◆ 聴性脳幹インプラント:熊川孝三  ◆ 事象関連電位からみた脳の可塑性:山本好一・久保 武  ◆ 人工内耳にみられる脳の可塑性:内藤 泰

内容説明

本シリーズでは、耳科学、鼻科学、頭頸部腫瘍学を3本の主柱として、カラー図譜と記述とに等分のバランスを置いています。また、内容によって解説、ワンポイントアドバイス、トピックスと分類し、読みやすい配慮をしています。最新の診療技術を包括し、日常診療にすぐ応用できる内容になっています。

目次

総説 埋め込み型補聴機器・人工内耳の現況と今後の展望
解説(埋め込み型補聴器(IHAの対象と適応;IHAの種類と概要;IHAの埋め込み術 ほか)
人工内耳(人工内耳の基礎的事項;人工内耳手術;術後のリハビリテーション(ハビリテーション)))

著者等紹介

岸本誠司[キシモトセイジ]
東京医科歯科大学教授

久保武[クボタケシ]
大阪大学教授

池田勝久[イケダカツヒサ]
東北大学助教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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