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出版社内容情報
トレビアの戦いに敗れたローマは、続くトラシメヌス湖畔の戦いでも一敗地に塗れた。非常事態に独裁官に就いたのはクィントゥス・ファビウス・マクシムス。彼が選んだ持久戦略に不満を持つミヌキウスは、カンパニアでの包囲戦で…!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
流言
51
老将、ファビウス・マクシムス。三巻の主人公は実質的に彼だろう。ハンニバルからも『戦いを知っている』と評されるファビウスの秘策は『戦わない』こと、焦土戦略。紀元前からこんな戦略的な戦いがあったのかと思うと驚かされる。ファビウスが間諜を送り込めばハンニバルは仲間割れを誘う、打々発止のやりとりがお互いの周到さを際立たせる。そして、この巻のピークはハンニバルのミノタウロス作戦。大陸の広大な土地ならではの豪快な作戦は日本史では……と思ったら、これ木曾義仲じゃん! 名前も似ているし、こんなとこで繋がってるんですねえ。2015/04/07
マリリン
21
ローマ軍も手を変えハンニバル攻略を目論む。ファビウスが送り込んだ老占い師は腸卜占でハンニバル軍を陥れようとするものの、ここでもハンニバルの冷静な勘が冴えわたる。展開はますます面白くなってきた。2019/01/09
aisu
16
あっと言う間にカンパニアまで来てる…。スキピオの友達がいい面白さ出してる。説明係りにもなってる。ローマ人の中の貴族対平民。元老院の権力闘争。ファビウス様、かっこいい。2015/05/02
柊龍司@中四国読メの会&読メ旅&読食コミュ参加中
16
じいさんが戦争でがんばる漫画になりつつあるが、若いガイウスに死亡フラグが立ったようで、スキピオが助けることが出来るのかが今後の焦点になりそう。戦争の結果が歴史的にわかっているだけに、脇役達の活躍の描き方で面白さが左右されますね2013/05/07
眠る山猫屋
10
ローマの盾・ファビウス。そんな偉人も、イボやらノロマやら。大衆って怖い。2014/12/02