出版社内容情報
『あなたと企業の個性を活かすBtoBマーケティングDX』は、マーケティングとITに関して、セイコー、横河電機、リコーでの32年間の実務とWAIコンサルティング社での活動による著者の実践知を、自らの言葉と114点の図解で示した1冊。
本書では、BtoBマーケティングには独特の難しさがあること、そして9割以上が失敗すると言われるDXは本質を捉えられておらず、成功するまでやり切れていない現状があることを指摘。そして、この2つを組み合わせたBtoBマーケティングDXは、従来の経営が敬遠しがちな分野であったがゆえに、競争力と社員エンゲージメントが長期にわたって低下し続ける日本企業にとって最重要課題であること、経営品質を強化(why)するために、市場での戦い方を策定(what)し、それを実現するITを構築して活用(how)する必要性について述べています。
競争環境が激変する中で、一人ひとりの個性を企業個性とリンクさせて成長させる必要がある現代。
失われた30年もの長く続く低迷期と同じ過ちを繰り返さぬように、本書ではこれらの考え方を実践知に基づいて解説します。
【目次】
第1章 日本企業の三大課題「日本の停滞は世界の損失!」
第2章 第一課題:戦略「誤った戦略は社員の疲弊しか生まない!」
第3章 第二課題:DATA/IT「本質を見ないDXは失敗する!」
第4章 第三課題:人と組織「強みは人、問題を作り出すのも人!」
第5章 今だからこそ求められること「自ら考え行動して、まず自分が成長せよ!」
目次
1章 日本企業の三大課題『日本の停滞は世界の損失!』
2章 第一課題:戦略『誤った戦略は社員の疲弊しか生まない!』(戦略の考え方;マーケティングの考え方)
3章 第二課題:DATA/IT『本質を見ないDXは失敗する!』(DX;意思決定に必須なDATA;ITで成す業務プロセス変革と情報流)
4章 第三課題:人と組織『強みは人、問題を作り出すのも人!』(人と論理思考;ソリューショニスト&ストラテジスト;組織マネジメントとリーダーシップ)
5章 今だからこそ求められること『自ら考え行動して、まず自分が成長せよ!』(思考停止から抜け出せ;個性を磨けば働く意義が見えてくる)
著者等紹介
谷古宇啓之[ヤコウヒロユキ]
大学で管理工学を専攻後、1989年からITとマーケティングの双方の部門をセイコー、横河電機、リコーの3社で経験。失敗を乗り越えながら達成した在庫の半減、引き合いの10倍化、変革への経営計画の策定など、数々の成果を上げてきた。その32年に亘る実務経験ではITとマーケティングの技術を融合させた手法を確立し、対話を重視したスタイルを貫いて培った実践知を日本マーケティング協会のBtoB研究会や社外セミナーでも広く伝えてきた。2020年に独立し、翌年WAIコンサルティング社を設立。若い世代が個性を活かして活躍できる産業界の実現を目指し、多くの企業や学会においてコーチングとコンサルティングを実施している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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