内容説明
アテネパラリンピック女子走り幅跳び出場。骨肉腫、右足下切断、そしてアテネへ。22歳、渾身の手記。
目次
第1章 まみスケ誕生
第2章 大学、そしてチア
第3章 骨肉腫発症
第4章 入院
第5章 復活
第6章 新しい世界へ
著者等紹介
佐藤真海[サトウマミ]
1982年3月12日、宮城県気仙沼市生まれ。2000年、早稲田大学商学部入学、応援部チアリーダーズに在籍中、骨肉腫を発症、右ひざ下切断を余儀なくされる。2004年卒業、サントリー入社。2004年、アテネパラリンピックの女子走り幅跳びに出場
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヨータン
12
同じ宮城県出身で東京オリンピック招致のプレゼンが印象的だったので、大変興味を持って読みました。大学で憧れのチア部に入り、やりがいのあるゼミにも入り、友達もたくさんいて、充実した学生生活を送っていた時に発症した病気。口で言い表せないくらい辛くて、悲しくて、悔しかったことと思います。そんな絶望的な状況を前向きに乗り越えて、自分はラッキーだとまで言い切る彼女、心から尊敬します。2014/03/23
kmfm
8
東京オリンピック招致で活躍された佐藤真海さんの笑顔がステキで、片足を失っていながら、あの溢れんばかりの笑顔の源は何だろうとずっと思っていました。そんな折、Honzで紹介された『切断ヴィーナス』という本が目に止まりました。心ならずも義足となってしまった女性たちの写真集です。数枚の画像しかなかったけど、義足をハンデと思うような表情はなく、むしろこんなファッションどお、というぐらいの堂々とした表情でした。その表情を見て、招致の時の佐藤さんを思い出したのです。10年前の本だけど、元気がもらえる良書です。★★★★★2014/06/21
akinbo511
6
学生時代に骨肉腫で右足下を切断した後、アテネパラリンピック女子走り幅跳び出場した女性の手記。闘病記もあったのだけど、元気溌剌の明るい部分が強調されているので、軽く読めた。行間が広いのであっという間に読了。 2013/10/18
SU
2
前向きな生き方に感服。次は『カーボン・アスリート』を読みたい。2013/01/15
オカピー
2
元気をもらった本でした。骨肉腫になり、足を切断して最悪の状況なのに、いつも明るく行動してきた、佐藤さんの姿に感銘しました。自分だったら、ひねくれたりあきらめたり、マイナス思考に入ってしまうだろうなと思いました。2012/06/08
-
- 和書
- 愛に生きる言葉