内容説明
著者が今まで発表してきた論文のうち、表題に関連するものをまとめたもの。発表当時の思考過程をそのまま示すことも意味があると考え、訂正等は明らかに事情が変更された部分にのみ限った。
目次
改正後のドイツの商人概念について
改正前の商人概念について
商号単一の原則の再検討
商号続用と営業譲受人の責任について―ドイツにおける最近の論争を踏まえて
商法における「営業」の意義について―とくに商法第二四五条第一項第一号に関連して
一人会社の法規制―とくにドイツ有限会社法における一人設立を中心として
一人設立における発起人の責任―とくにドイツ有限会社法を中心として
無人会社(Keinmanngesellschaft)について
会社目的と事業目的
フランス法における事実上の会社
事実上の会社について―フランス法理を手懸りとする法的構成のための一試論
著者等紹介
大山俊彦[オオヤマトシヒコ]
1932年東京都に生まれる。1957年中央大学法学部卒業。1964年中央大学大学院法学研究科博士課程単位取得退学。現在明治学院大学法学部教授
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