森羅記〈1〉狼煙の塵

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森羅記〈1〉狼煙の塵

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  • サイズ 46判/ページ数 320p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784087700039
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

北条時宗の誕生から、元寇に立ち向かってゆく姿を
過去最大のスケールで描く歴史長編シリーズ、開幕。

【あらすじ】
王座が空位のまま、モンゴル帝国は権力争いにより分断される気配に満ちていた。クビライは、祖父・チンギスの足跡を追う長い旅路の中で、様々なものを見た。人々の生活、祖父の部下たち、そして、初めての海。驚くほど静かだった。草原の先は行き止まりではなく、海があり、その海の向こうにまた国がある。モンゴル、高麗、南宋、日本。それらは海でつながり、物流、利権争いなどが日常的に行われ、莫大な富を生んでいた。
時を同じくして、日本は鎌倉時代。執権に就いた北条時頼の悲願である、水軍を持つための準備を着々と進めていた。何か大きな脅威が近づいてくる気がするのだった――。
堂々たるシリーズ第一巻。

【読者の皆様からの声続々!】
「時間を忘れるほどの面白さ。初めて手に取る歴史小説がこの作品である人がうらやましい」(40代・女性)
「歴史の教科書で退屈にも思えた中世史が、こんなにも魅力的な人々によって作られているということを知りました。敵味方ではなく、全員応援したい気持ちになる作品です」(10代・男性)

■著者プロフィール
北方謙三(きたかた・けんぞう)
一九四七年佐賀県唐津市生まれ。中央大学法学部卒業。七〇年、同人誌に発表した「明るい街へ」が雑誌「新潮」に掲載され、デビュー。八一年『弔鐘はるかなり』で単行本デビュー。八三年『眠りなき夜』で第四回吉川英治文学新人賞、八五年『渇きの街』で第三八回日本推理作家協会賞長編部門、九一年『破軍の星』で第四回柴田錬三郎賞を受賞。二〇〇四年『楊家将』で第三八回吉川英治文学賞、〇五年『水滸伝』(全一九巻)で第九回司馬遼太郎賞、〇七年『独り群せず』で第一回舟橋聖一文学賞、一〇年に第一三回日本ミステリー文学大賞、一一年『楊令伝』(全一五巻)で第六五回毎日出版文化賞特別賞を受賞。一三年に紫綬褒章を受章。一六年「大水滸伝」シリーズ(全五一巻)で第六四回菊池寛賞を、一七年同シリーズで第六回歴史時代作家クラブ賞特別功労賞を受賞。二〇年に旭日小綬章を受章。二四年『チンギス紀』(全一七巻)で第六五回毎日芸術賞を受賞。『三国志』(全一三巻)、『史記 武帝紀』(全七巻)ほか、著書多数。


【目次】

内容説明

王座が空位のまま、モンゴル帝国は権力争いにより分断される気配に満ちていた。クビライは、祖父・チンギスの足跡を追う長い旅路の中で、様々なものを見た。人々の生活、祖父の部下たち、そして、初めての海。驚くほど静かだった。草原の先は行き止まりではなく、海があり、その海の向こうにまた国がある。モンゴル、高麗、南宋、日本。それらは海でつながり、物流、利権争いなどが日常的に行われ、莫大な富を生んでいた。時を同じくして、日本は鎌倉時代。執権に就いた北条時頼の悲願である、水軍を持つための準備を着々と進めていた。何か大きな脅威が近づいてくる気がするのだった―。堂々たるシリーズ第一巻。「大水滸伝」シリーズ、『チンギス紀』に連なる、英雄たちの物語。

著者等紹介

北方謙三[キタカタケンゾウ]
1947年佐賀県唐津市生まれ。中央大学法学部卒業。70年、同人誌に発表した「明るい街へ」が雑誌「新潮」に掲載され、デビュー。81年『弔鐘はるかなり』で単行本デビュー。83年『眠りなき夜』で第四回吉川英治文学新人賞、85年『渇きの街』で第三八回日本推理作家協会賞長編部門、91年『破軍の星』で第四回柴田錬三郎賞を受賞。2004年『楊家将』で第三八回吉川英治文学賞、05年『水滸伝』(全一九巻)で第九回司馬遼太郎賞、07年『独り群せず』で第一回舟橋聖一文学賞、10年に第13回日本ミステリー文学大賞を、11年『楊令伝』(全15巻)で第65回毎日出版文化賞特別賞を受賞。13年に紫綬褒章を受章。16年「大水滸伝」シリーズ(全51巻)で第64回菊池寛賞を、17年同シリーズで第6回歴史時代作家クラブ賞特別功労賞を受賞。20年、旭日小綬章を受章。24年『チンギス紀』で第65回毎日芸術賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

155
北方 謙三は、永年に渡って新作をコンスタントに読んでいる作家です。これまでの大水滸伝シリーズを、全巻完読しております。著者最期?の歴史長篇シリーズ、「森羅記」始動しました。 行き成り登場人物の多さに驚きつつ、どんな展開で、全何巻まで続くのか楽しみです。 https://www.shueisha.co.jp/books/items/contents.html?isbn=978-4-08-770003-92025/09/25

イトノコ

17
キンドル。13世紀、モンゴル帝国。二代ハーン・ウゲディが崩御しハーン空位の中、トルイ家のクビライは帝国内を旅するうちにユーラシア東岸の交易路に出会う。/まさかのチンギス紀の続編。前作が広大な草原を舞台としたのに対し、今作は更に広大な海原を描くようだ。海路を開拓したいテムゲ家とクビライ。モンゴル帝国を早くから警戒し水軍の創設を目指す鎌倉幕府執権・北条時頼とその叔父重時。そして自由に生きる海の漢たち。その三者が今後どう絡んでいくのか?そしてメインテーマとなる元寇は20年以上先。また大作となりそうだ。2025/09/28

モーモー

8
北方謙三新しいシリーズの始まり。元寇前、日本側鎌倉幕府北条家と大モンゴル帝国それぞれの視点を通して物語はスタート。 この視点は斬新、初めて読むストーリー、少し貿易に関す記述もあるので、広大な海路についてどのように描いていくのか?今後の物語の広がりかたに期待しています。 2025/10/01

たかあき

6
ついに北方御大最後の長編が開幕 前作のチンギス紀で読者の脳ミソを散々にバグらせた「距離」だが巻頭の地図を見るとやはり異常。大モンゴル帝国の凄さが分かる。 今作はモンゴル目線と鎌倉目線で行われるが、鎌倉の方では北方歴史物の最初期に出てきていた水軍の一族の活躍もあり、まさに筆者の集大成という雰囲気が開幕から漂う。 日本人目線では侵略者のイメージの強いクビライを筆者がどう描くかが楽しみ。 2025/09/15

森の安藤

4
北方先生の最新シリーズ。楊家将、血涙、水滸伝、楊令伝、岳飛伝、チンギス紀と読んできたが未だ続くのかと最初聞いた時は驚いた。チンギス紀の人物も登場するが、世代交代してほとんど話で出てくる程度。バトゥは著者以外の作品で読んだことあるのでどのような人物かは知っていたが、やはり激しい性格の人物であった。でももう活躍する場面はあまりないだろう。 チンギス紀と違い海が大きく関わる。交易はあっても海戦はなかった。岳飛伝以来の海戦はこれから楽しみだ。2025/09/27

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