出版社内容情報
文学や将来をともに語らった亡き友へ。青春を捧げたラグビーボールへ。銀河ホテルで綴る「発送しない手紙」が心の奥底を映し出す。
【目次】
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
91
ほしおさんの「銀河ホテル」シリーズ最新刊の5巻目が出ました。いつもながらのほっこりする物語が3編収められています。銀河ホテルの創業者の孫の大学時代の友人でありながらもその死が受け入れられずに遠ざかっていた人物がホテルを訪ねる話、大学へ推薦入学が決まったもののすっきりしない体育会系の女の子の話、このホテルを借り切ってなぞ解きをするツアーを企画する話など楽しめます。まだ続くのでしょう。2026/07/20
RRR
11
亡くなった友人に対し、複雑な感情を抱く主人公。彼の息子と接するうちに大切な思いに気付き、手紙をしたためる話は、人を悼むということを教えてくれます。手紙をしたためることで、相手に伝えたかった想いが浮き上がる、手紙ってそういう特質があるんですよね。気持ちの整理には、もってこいなんですよ。そして、銀河ホテルで謎解きをする話ですが、苅部さんてオールマイティ過ぎません?2026/07/27
みうむん
11
大好きなシリーズ。今回は冬の銀河ホテルを舞台にした3つの物語。各々に深い味わいがあったが、最初の短編の主人公・杉田が同世代というのもあって、とりわけ心に沁みるものがあった。また、鳥が死者の魂を運ぶという話には、父の死の際に経験した不思議な鳥に纏わる記憶とも重なって強く印象に残った。表題作は迷いながらも次のステップへと踏み出す決意を感じる爽やかな作品。3作目はこれまでとはひと味違うストーリー展開で、ホテルの居候・苅部の新たな一面を見ることができた。苅部がホテルに献身的に尽くすその理由に、一層興味が湧いた。2026/07/25
Nobuko
10
シリーズ5作目 安定のほっこり 裕作の人生もかいまみられたのは良かった 銀河ホテルに泊まってみたいなぁ2026/07/22
緑つばめ
3
シリーズ第5巻です。自分的にはこの作品は『四宝堂』シリーズと同様な感じで読んでます。2026/07/23




