出版社内容情報
今や世界中に浸透した漫画・アニメ文化の父、手塚治虫。「漫画の神様」の作品を4人の識者が敬愛をもって読み解く。好評を得たスペシ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ハッシー
74
★★★☆☆ 『鉄腕アトム』ぐらいしか読んだことがなかったが、漫画の神様、手塚治虫について詳しく知りたいと思って読んでみた。確かに、手塚治虫がいなければ、この国が漫画大国になることは無かったのかも知れない。いま我々が漫画で普通に接している基本フォーマットはほとんどが手塚治虫によって完成されたものだとは知らなかった。複数の識者が絶賛している『火の鳥』はいつか読んでみたい。2019/09/15
D
43
識者たちによる手塚治虫解釈がおもしろい。一点気になるのは、性的な部分に多くの人がフォーカスをあてているが、それの奥に人間を描く手塚の思想があると思った。斎藤環先生の教養人とは、知識を地肉化した上で、それをアウトプットできる人という考え方は好き。 2025/08/02
takka@ゲーム×読書×映画×音楽
16
手塚治虫についての評論を読むと、やはり手塚治虫という人物が描く漫画の凄さが物語・表現・性と愛・宗教の面から俯瞰できて面白かった。この本で紹介された本の中でまだ読んだことのない作品もあるのでまた読んでみようと思う。2021/09/18
ふたば
9
医師、映画監督、女装パフォーマンス、住職の様々な人物により手塚作品の魅力を語っている一冊。個人的には『ブラックジャック』しか知らなった。『火の鳥』を読んで一気に手塚作品に魅了されてしまった。特に死生観や善悪といった固定的な観念でとらまえることができない点を考えさせられた。ブッダや別の手塚作品もぜひ読んでみたい。2021/09/26
マネコ
9
「日本人はなぜこんなにも漫画が好きなのか?(中略)なぜ、外国の人はこれまで漫画を読まずにいたのだろうか。答えの一つは、彼らの国には手塚治虫がいなかったからだ」 この言葉が過大評価でないことを複数の視点から分析解説される本書は手塚作品好きだけでなく、漫画好きなら読んで絶対損しないと思います。2019/09/22