出版社内容情報
安倍政権が成長戦略として進める「国家戦略特区」。その実態は、得られた利益を外資が持ち去る「植民地」に他ならない。日本のGDPの約半分を売り渡さんとする亡国の経済政策。その危険性を暴く。
内容説明
安倍政権が成長戦略の一つとして進める「国家戦略特区」。東京圏を含む全国一〇の指定地域で、医療、雇用、教育、農業など重要分野の各種「岩盤規制」を取り払い「世界で最もビジネスがしやすい国」を目指すという。だが、その実態は、特区で得られる利益は外国企業に持ち去られ、地域間、国民間の格差をより拡大させる「治外法権区域」「植民地」に他ならない。日本のGDPの半分以上を外資に売り渡さんとする亡国の経済政策。その危険性を暴く。
目次
第1章 「国家戦略特区」とはなにか(アベノミクスと国家戦略特区;特別経済区とはなにか ほか)
第2章 「国家戦略特区」が生む理不尽(日本に外資は必要か?;誰が「縮小する市場」に投資するのか ほか)
第3章 アジアの「特区」でなにが起きたか(米韓FTAに見る「経済植民地化」への道;TPPと米韓FTAの類似 ほか)
第4章 「国家戦略特区」は日本の破滅を招く(どこまで本気なのか;誰が責任を取るのか ほか)
著者等紹介
郭洋春[カクヤンチュン]
立教大学経済学部教授。専門は開発経済学。1959年千葉県生まれ。1983年法政大学経済学部卒業。1988年立教大学経済学研究科博士課程単位取得満期退学。1994年立教大学経済学部経済学科助教授。2001年より同大教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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ケイ
日の光と暁の藍
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