内容説明
努力をしてもそれが正当に報われない現代。苦境を打開しようとあがき、もがくほどに状況は悪化の一途をたどる、そんな経験をした人は少なくないだろう。「頑張っているのに」「力をいれているのに」うまくいかないのはなぜなのか?麻雀の裏プロの世界で二〇年間無敗の伝説を持ち、雀鬼と呼ばれた著者によれば、そんな蟻地獄から脱出するためのヒントは「努めて力まない」やわらかな生き方にある。執着から離れ虚心に生きることで、逆にツキが巡ってくることがある、そんな雀鬼の気付きの世界。これは「努力」というトラウマからの“解放”の書である。
目次
第1章 「努力しない」から、いい結果になる(努力しない―力が入ったら疑え;持たない―持つほどに不自由になる ほか)
第2章 「何もない」から、満たされる(満たさない―「何もない状態」は豊かである;才能を磨かない―「生きる」という才能があれば十分だ ほか)
第3章 「求めない」から、上手くいく(求めない―求めると願いはかなわない;目標を前に置かない―目標は横に置くといい ほか)
第4章 「つくらない」から、いいものが生まれる(つくらない―つくると嘘が入る;「裏のない人間」にならない―表だけで生きるとおかしくなる ほか)
第5章 「計算しない」から、負けない(計算しない―計算しないほうが勝つ;テクニックに頼らない―テクニックだけだと行き詰まる ほか)
著者等紹介
桜井章一[サクライショウイチ]
東京都生まれ。大学時代より麻雀を始める。昭和30年代から、裏プロの世界で勝負師としての才能を発揮。“代打ち”として二〇年間無敗の伝説を築き、“雀鬼”と呼ばれる。現役引退後は麻雀を通した人間形成を目的とする雀鬼会を主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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