角川新書<br> 東京の敵

電子版価格
¥880
  • 電子版あり

角川新書
東京の敵

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 新書判/ページ数 256p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784040821283
  • NDC分類 318.236
  • Cコード C0295

出版社内容情報

都議会のドン、東京五輪、豊洲移転…東京の問題の本質を元知事が解説。<辞任した僕が、今回、「東京の敵」をこうして発信することについて、いろいろ思う人は少なからずいるとは承知している。しかし、小池都政を後戻りさせるわけにはいかない。そのために僕が果たさなければならない使命がある。良くも悪くもいまは都政に関して多くの方が関心を持ってくれている時期だ。何が重要で、何が重要でないか、問題をファクト(事実)とロジック(論理)で考えていただければと思う。 (「はじめに」より)>

噴出する都政の問題。五輪は無事開催できるのか。新都知事は何と戦うべきなのか。副知事、そして都知事として長年都政に携わった作家が、東京という都市の特質を改めて描きつつ、現在の問題の本質を浮き彫りにする。

はじめに
第1章 都議会の闇
第2章 東京五輪の迷走
第3章 小池都政の論点
第4章 メディアの責任
第5章 東京人の自覚
第6章 五輪後の日本像
解説 メディアの歴史をつくる者 佐々木紀彦(newspicks編集長)

猪瀬 直樹[イノセ ナオキ]
作家。1946年長野県生まれ。87年『ミカドの肖像』で第18回大宅壮一ノンフィクション賞。2002年6月小泉純一郎首相の下で道路公団民営化委員に就任。07年6月石原慎太郎東京都知事の下で副知事に就任。12年に東京都知事に就任、13年12月辞任。現在、日本文明研究所所長、大阪府市特別顧問。主著に『昭和16年夏の敗戦』『天皇の影法師』(以上、中公文庫)『道路の権力』『道路の決着』(以上、文春文庫)、『猪瀬直樹著作集 日本の近代』(全12巻、小学館)がある。近著に『民警』(扶桑社)。

内容説明

噴出する都政の問題。五輪は無事開催できるのか。新都知事は何と戦うべきなのか。副知事、そして知事として長年都政に携わった作家が、東京という都市の特質を改めて描きながら、問題の核心を浮き彫りにする。

目次

第1章 都議会の闇
第2章 東京五輪の迷走
第3章 小池都政の論点
第4章 メディアの責任
第5章 東京人の自覚
第6章 五輪後の日本像

著者等紹介

猪瀬直樹[イノセナオキ]
作家。1946年長野県生まれ。87年『ミカドの肖像』で第18回大宅壮一ノンフィクション賞。2002年小泉純一郎首相の下で道路公団民営化委員に就任。07年石原慎太郎東京都知事の下で副知事に就任。12年東京都知事に就任、13年同辞任。現在、日本文明研究所所長、大阪府市特別顧問(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おいしゃん

45
猪瀬氏の最新刊。なんだかんだ猪瀬氏は好きなので、ついつい買ってしまった。文中、都知事辞任までのくだりもあったが、やはり理屈の通っている猪瀬氏らしくない、苦しい言い訳である。2017/01/21

ばんだねいっぺい

22
名指しの人物が出てくるが権力の源泉は、その支持者たちである。地方自治は、仕組みを変えないと民意を反映しにくいままだ。2023/02/25

maki

5
猪瀬さんの自慢話的な要素が多々あるが、結果的に「都議会のドン」を明るみに出すことができた小池都政にエールを送っているようだ。しかし、舛添さんはいったい何をしたのだろう。2017/07/12

VAN

4
新書コーナーに平積みになっていたのをめくったら、結構面白くそのまま購入。ともすると野次馬の興味本位でしか報道されない、小池さんの都政に対する取り組みを、元都知事という立場から、しっかりと解説し、見解を述べています。途中、徳洲会問題の解説が言い訳っぽくって、少々残念でしたが、それ以外はいたってマトモな内容で、満足な一冊でした。2017/02/16

静かな生活

3
REVIEW SCORES 70/100 ああいった立場におられる人にしては非常に明晰なロジック。ただ五輪の部分だけ引っかかる。2024/07/11

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/11499223
  • ご注意事項

最近チェックした商品