集英社オレンジ文庫<br> 仮面後宮―女東宮の誕生

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集英社オレンジ文庫
仮面後宮―女東宮の誕生

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  • サイズ 文庫判/ページ数 368p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784086804882
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

平安末期。
葡萄(えび)病(や)みという謎の疫病が猛威をふるう京の都。
多数の庶民が命を落とす中、宮廷でもまた、東宮(皇太子)三人が立て続けに死亡するという前代未聞の事態が起こり、貴族たちは恐怖と混乱に陥っていた。
そこへ、大斎院(だいさいいん)と呼ばれ、強力な予言力をもつ賀茂の老巫女から神託が届けられる。
大斎院いわく、このたびの疫病の災いは皇族の男子に集中している、そこで次の東宮には一時、皇女を立てるべきである、女東宮がしばらく皇太子の座を守れば、神仏の加護により、皇族男子の死は必ずや止まるであろう──とのことだった。

帝の兄であり、実質的にこの国を支配している上皇、八雲の院はこの神託を受け入れることを決定し、ただちに女東宮の候補となる数人の皇女たちが選び出される。

都から離れた宇治の地で、両親を亡くし、双子の弟である映(はゆる)の宮と、妹の貴(あて)の宮とともに人々から忘れ去られた寂しい暮らしをしていた十六歳の火の宮も、そのうちの一人だった。
女東宮候補となった火の宮を待つ、試練とは―――。

内容説明

謎の疫病が猛威をふるう京の都―。多数の庶民が命を落とし、宮廷もまた、東宮(皇太子)が立て続けに死亡するという前代未聞の事態に陥っていた。そこへ強力な予言力を持つ老巫女から神託が届く。曰く、次の東宮には一時、皇女をたてるべきであると。ただちに候補となる皇女が選ばれるが、早くに両親を亡くし、田舎で寂しい暮らしを送る火の宮も、その一人だった…!

著者等紹介

松田志乃ぶ[マツダシノブ]
11月7日生まれ。2005年ノベル大賞佳作入選(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

よっち

29
平安末期。謎の疫病・葡萄病みで大混乱に陥っている京の都。そこに次の東宮には一時、皇女を立てるべきという神託が届けられる和風ファンタジー。今上帝の兄の上皇・八雲院は神託の受け入れを決定、選出された五人の女東宮候補となる皇女たち。双子の弟・映の宮、妹の貴の宮と宇治で忘れられた暮らしを送る火の宮が候補に指名される展開で、今上帝に仕える源翔との出会い、様々な思惑が絡み合う中で起きた事件と覚悟を決めた映の宮主従、ライバル関係にある女東宮候補たちとの関係や掴みどころのない八雲院など不穏な展開には期待感しかありません。2023/01/19

はなりん

19
流行病により、東宮や親王が相次ぎ亡くなり、皇女を東宮に冊立すると勅命がでる、宇治で鄙びた生活を送る火の宮も東宮候補となり、都へ向かうも、他の候補者からの妨害や、東宮を決める春秋院が中々の曲者で選定の方法が一筋縄ではいかない。候補者5人が出揃い、選定が始まって、まだ人となりがわからない段階ですが、早くも1人脱落のようです。事件が起きたところで続く…なので、気になる。源氏の君と火の宮の恋の行方も気になるし、候補者とのやり取り、院や帝との駆け引き、天狼の秘密など、気になる事がてんこ盛りで、続きが楽しみ。2024/06/23

かなで

12
再読2023/07/31

ミド

7
これは大作の予感。貧乏暮らしから後宮へという流れは嘘つきと似ているけれど、コバルトよりもずっと大人向けの話。弟は善良な火の宮ではできない影の部分を背負っていくのかな。双子だからと無条件に通じ合っているわけではないのがいい。そして孤島に集められた5人の候補者。これで何も起こらないわけはない。和風ファンタジーにミステリー、そして恋もあって。ハラハラドキドキの重厚なストーリーに今後も期待できる。2023/11/10

リディア

7
序章はイマイチだったのですが本編からはコバルト文庫的に楽しく読めました…途中までは。途中から気味悪い展開が出てきてちょっとどうなの?って思うけど、続き楽しみです。2023/04/29

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