出版社内容情報
殷から仙人界に逃れていた二人の太子、殷郊と殷洪が修行を終え人間界へ帰還。しかし兄・殷郊は王位継承者として、殷軍を率い周を討つことを決意する。「彼らはいつか父親のためにあなたと戦う」。かつて申公豹の告げた予言が現実となった今、太公望は周の軍師として、殷郊との一騎打ちを受けるのだが…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
にぃと
7
一騎打ちだったり軍勢だったりと様々なかたちでの対決があり、いよいよ本格的な殷周戦争が始まったなという感じ。ひとつひとつのボリュームはそこまででもないんだけど、どれも個性的で記憶に残るものも多く、その中でもこの巻はやはり殷の太子兄弟の決意と運命とその結末が印象的でなんともやりきれない。そこからの趙公明編との温度差もすごい。2025/02/04
ヨー
3
☆☆☆☆2020/01/13
さちこ
3
変なモグラに引っかかった娘に心を痛めるパパと、まるで入れ替わったようにハレンチになってしまった娘に悩むパパ。悩める親たちも取り込んで、太公望率いる周軍は順調に進軍中。殷の太子たちは残念でしたが、何より趙公明さまのインパクトに持っていかれる最後です。2016/02/01
YHITO
3
フジリュー的な封神演義もクライマックスに向けて着々と。趙公明も好きなキャラです。2016/01/24
syu
2
大好きなちょうこうめいが沢山でてくる回。 他の巻よりも個人的にお得感があってすきな巻。藤竜は随分絵がかわりましたが、表紙のデジタルの塗りかたがすきです。2019/06/15
