感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ma-bo
46
近藤キャプテンチームでの選抜大会。ベスト8まで進み、その試合で相手のラフプレーでの負傷とそれにエキサイトした近藤の退場で3年生が3人出れなくなってしまった。変わりに出た1年生が頑張るも惜敗。夏の大会を目指すところで、完。ちばあきお先生が体調不良で休載になり、そのまま亡くなられたのでこれからという所で終わっています。その後コージィ城倉さんがキャプテン2として続きを書かれているそうです。天才もいない、素質があるわけではない、等身大の野球漫画。名作です。昔読んだ時は途中までだったので読み直して良かった!!2022/05/12
gtn
20
勝てないこともある。ただ、長い道のりにおいて、自分自身が負けなければいいということに気付かされる。全十五巻を振り返り、改めて著者の早世を惜しむが、考えてみれば、こんな各人の心理描写に緻密な漫画を、長く画き続けられるわけがない。2022/02/05
活字の旅遊人
19
ついに野次を非難される状況になったなあ。近藤と牧野、よくワンチームで頑張ったな。墨谷にいい一年生が集まったのは、谷口以降の実績。その一年生をベンチに入れられたのは、近藤(とお父さん)の力だね。親の介入が増えたり、マナー的なところが出てきたり、時代の変化を4年間に渡って描いていたんだと思った。蛇足ながら、チアの格好はさすがに古すぎ(笑)。我が家の野球少年も読み込んでいるようだが、真似しちゃダメなところも伝えないとなあ。さて、『プレイボール』に進むか、控えるか、、、2021/03/07
Dai(ダイ)
14
谷口キャプテンの物語かと思っていたら、早々に卒業してしまい、高校でまたキャプテンになるまでの話かとも思ったが、その後は全く出場なし。(それはプレイボールで語られる?)要するに代々キャプテンが移り変わっていく話。それぞれのキャプテンの色になっていくチームは面白いが、気になったのは監督はいないのかってこと。最後はその後のエピソードみたいなのは知りたかった。2019/09/27
アヤネ
10
1~15(完)読了。高校野球の応援をしていたら読みたくなり、今まで何度も読んだが、又再読。相変わらず面白かった。谷口君、丸井君、五十嵐君、近藤君とキャプテンが交代していくのだが、それぞれの個性がよく描かれている。完璧なキャプテンは、谷口君、五十嵐君。が、読了後、印象に残るのは、丸井君と近藤君。この2人のコンビ?で、後輩がどんどん育っていく。早世した作者の数少ない作品のひとつ。名作。2014/04/05