内容説明
脇腹を刺され病院に運びこまれた柾季。彼と同調した一子は刺される瞬間、引き込まれるように意識を失った。そして、ふたりは眠り続ける。―一子が意識を取り戻した時、彼女は不思議な世界にいた。しかし、状況を把握する間もなく一子は襲撃を受ける。そんな彼女を助け、助言を与える謎の少年。その目的もわからぬまま、柾季と合流した一子は、少年の言う『最果ての塔』をめざすが…。
著者等紹介
竹岡葉月[タケオカハズキ]
1979年8月10日生まれ。大正大学文学部卒。大学在学中に『僕らに降る雨』で1999年度ノベル大賞佳作受賞
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