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内容説明
世木幸子と中身が入れ替わって八河柚の人生は一変した。「幸子」として、憧れの速水瞬の親友になることができたから。瞬が喜んでくれるなら「八河柚」だったクソみたいな人生なんか捨てて、「世木幸子」として生きていく。瞬の言うことを聞いていれば幸せになれる。そう信じていた。瞬と幸子を乗せた大阪行きの、夜行バスが発車するまでは。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
おこげ
4
波乱続きなこの愛憎劇はさらなる波をたててノンストップ🌊 幸子の語る瞬との馴れ初めや事件の真相、拗れに拗れきったこの多角関係に僅かな着地点が見えた…のか。幸子が抱き続けた闇が、柚に入れ替わったことで解放されるとはなんたる運命か。幸子である今だから解る瞬の心の裡、表題を突き進めたような柚の言葉に、うっすら希望が見え始めた。にしてもすっかり打ち解けている柚と栞は良い友だちになったねぇ👍2020/09/11
斎木
0
幸子と瞬の間に何があったのか幸子の視点で語られるけど瞬の執着の理由が幸子自身は瞬に恨まれてると思ってるけど瞬は純粋に愛情のための行動をしているわけで読んでる側としては瞬がどこで幸子を好きになったのか本当に分からなくて混乱しています。瞬が初めて関心を抱いた対象が幸子だっただけのようにも見える。他に関心を向ける対象がないから好きも嫌いも執着も全部幸子に向いてるのだろうな。友だちって言われてほわほわしてる八河、猫に嫌われてしゅんとしてる瞬かわいいな。2020/12/22




