出版社内容情報
心霊と数学で推理せよ!
累計750万部突破、最強バディミステリ!
事件を解き明かすのは、赤い瞳を持つ青年と数学で世を解体する学者バディ!
内容説明
赤い瞳の大学生・斉藤八雲の元に日々持ち込まれる心霊犯罪に異変あり。幽霊マンション、女子学生寮を襲うポルターガイスト…裏に潜むはハンドルネーム“フェルマー”と名乗る人物。他者を操り「創り出された」心霊現象に、八雲は天才数学者・御子柴岳人とともに立ち向かう!
著者等紹介
神永学[カミナガマナブ]
1974年山梨県生まれ。日本映画学校卒業。2003年『赤い隻眼』を自費出版する。同作を大幅改稿した『心霊探偵八雲 赤い瞳は知っている』で’04年にプロ作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
sosking
11
八雲にも、苦手なものがあった感がよいのかも知れない。まぁ、八雲自身も御子柴の考えをある程度読めるから、素直に従っている。2024/07/01
じーつー
11
八雲、御子柴シリーズの続編。 相変わらず2人の掛け合いが面白い。 八雲以上に口が回って自己中心的な御子柴も、最後はめちゃくちゃ格好よかった。 けどこの2人が傍にいると相当大変だろうな。 後藤も可哀想に。 今回も途中で晴香がちらっと出てくるサービスを挟みながら、ラストは本編に続く終わり方なのが良き。 八雲の推理スタイルに御子柴の影響が深く残っていたり、これは外伝でありつつ本編にもなり得るシリーズ。 そしてタイトルの意味に今になって気付く。 INITIAL FILEってそういう事か。2024/04/04
みどり
7
御子柴先生と八雲のコンビは面白い。今回は3篇が微妙につながっていて、最終的には「いい方向」で終わっている。御子柴先生はこの後警察のオブザーバーとして事件解決にかかわっていくし、八雲ははるかちゃんと出会い父親と対決する道を選ぶ、まあ、ある意味ではそれぞれの本編の前日譚的な終わり。これ、つづくのかな?2024/03/17
よっしー
6
面白かった。流石の八雲も御子柴先生には敵わず(笑)で、ああこの辺で1巻のエピソードが入るのね、と。八雲シリーズ1巻の完全版が出たからそちらも楽しみ。2024/07/24
miohaha
6
心霊探偵八雲と御子柴シリーズの合体版?予備知識なく読み始めたら、第2弾だったようで。晴香ちゃんは登場しないのね。ちょっと残念。さすがの八雲も口では御子柴に敵わないところが面白い。第1弾も読んでみなくては。2024/04/30
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