講談社文庫<br> 朱色の化身

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講談社文庫
朱色の化身

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  • サイズ 文庫判/ページ数 352p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784065347454
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

事実が、真実でないとしたら。

累計80万部突破『罪の声』
本の雑誌が選ぶ2023年度ベスト10・第1位『存在のすべてを』
につながる感動作

不条理な運命にもがいた、母娘三代の数奇な人生――


昭和31年、4月。福井・芦原温泉を大火が襲う。
「関西の奥座敷」として賑わった街は、三百棟以上が焼失した。
60年後、東京。元新聞記者のライター・大路亨は、失踪した謎の女・辻珠緒の行方を追ううちに、
芦原出身の彼女と大火災の因縁に気づく――。
膨大な取材で時代の歪みを炙り出す、入魂の傑作長編。


《各界から、絶賛の声!》
ジャーナリズムの神髄を突いた展開に引きこまれて、ページをめくる手が止まらない。
――長野智子(ジャーナリスト)

真実は人の数だけある。複雑に絡み合い、繋がった結末に息を呑みました。
――小芝風花(女優)

圧倒的なリアリティを描き出した傑作。リアリティとは生の切実さであり、人間への敬意だと気づかされる。
――河合香織(ノンフィクション作家)

何度も何度も、熱風が頬を掠めた。「今、なぜ私はここにいるのか」という根源的な問いを突きつけてくる。
――武田砂鉄(ライター)

塩田さんの中でも新ジャンルを切り拓き、今の社会にとって、必要な作品を作り出した。
――石戸諭(ノンフィクションライター)

情報というものとどう向き合うか試されているのは、大路だけでなく、読者も、である。
――瀧井朝世(ライター)

その女は、戦後日本社会の化身。ファクトとドラマのかつてない融合がここにある。
――吉田大助(ライター)

フィクションとノンフィクションの狭間を揺るがす、新たなジャンル誕生!
――三宅香帆(書評家)

内容説明

昭和三十一年、四月。福井・芦原温泉を大火が襲う。「関西の奥座敷」として賑わった街は、三百棟以上が焼失した。六十年後、東京。元新聞記者のライター・大路亨は、失踪した謎の女・辻珠緒の行方を追ううちに、芦原出身の彼女と大火災の因縁に気づく―。膨大な取材で時代の歪みを炙り出す、入魂の傑作長編。

著者等紹介

塩田武士[シオタタケシ]
1979年兵庫県生まれ。関西学院大学卒業後、神戸新聞社に勤務。2010年『盤上のアルファ』で第5回小説現代長編新人賞、’11年、将棋ペンクラブ大賞を受賞。’12年、神戸新聞社を退社。’16年、『罪の声』で第7回山田風太郎賞を受賞。同書は「週刊文春ミステリーベスト10」第1位、第14回本屋大賞第3位にも選ばれた。’19年、『歪んだ波紋』で第40回吉川英治文学新人賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

PEN-F

45
ネガフィルム調のデザインを施した表紙がめちゃくちゃカッコいい。ちょっと分かりずらいけどネガに写っているのは廃墟かな?単行本の表紙もこれまたカッコよくて、朱色の化身というタイトルとしては単行本の方の表紙が相応しいかとも思うが、表紙のデザインに惹かれ敢えて文庫本を購入。内容的にはとにかく登場人物、っていうか、証言者がめちゃくちゃ出てくる。もう途中から誰がどんな証言をしたのかさっぱり分からなくなっちゃった。2024/07/26

ピース

44
今は新幹線が開通して盛り上がってる福井だが過去にはこんな悲惨な災害があったことは初めて知った。辻󠄀家の三代の女性は時代やらろくでもない男に人生を狂わされるが、このような話は物語の中だけだと思いたい。2024/06/22

よっち

29
ガンを患う元新聞記者の父から辻珠緒という女性に会えないかと依頼を受けたライター大路亨。しかし一世を風靡したゲームの開発者として知られた珠緒が、突如姿を消していたことを知るミステリ。大路が元夫や学生時代の友人たち、銀行時代の同僚たちに取材を重ねていくことで明らかにされる珠緒の人生。そして彼女の人生に大きな影響を及ぼした昭和31年の福井・芦原大火。その先に待っていたのはなかなか業の深い真相でしたけど、何とか前向きに生きようと足掻いて、ままならない苦悩を積み重ねながら生き抜いてきた壮絶な人生が圧巻の物語でした。2024/02/15

しげき

28
罪の声が面白かったのでこの作品も読んでみました。福井県芦原を舞台にした母娘3代の物語。これでもかと災いが降りかかり気の毒でならなかった。登場人物が多く立ち止まる事もありましたが、読み応えのある小説です。2024/12/09

のぼる

20
『存在のすべてを』を堪能し、その勢いで読んだものの、登場人物の多さに頭が混乱し、集中力を欠いた読書になってしまった。 勿体ないので、またいつか再読したい。2024/03/08

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