わくわくライブラリー うさぎのモニカのケーキ屋さん ハッピーバースデイ

小手鞠 るい【作】/たかす かずみ【絵】

講談社（2022/11発売）

• サイズ A5判／ページ数 80p／高さ 22cm
• 商品コード 9784065295502
• NDC分類 K913
• Cコード C8093

出版社内容情報

森では、まいにちがだれかのおたんじょうびです。
きょうもどこかで、だれかがうまれています。
小鳥も、風も、太陽も、歌っています。
ハッピーバースデイ・トゥー・ユー！（本文より）

ここは森の中にある「モニカのケーキ屋さん」。だれかのバースデーをお祝いするため、うさぎのモニカさんと弟のノエルくんは毎日お城みたいなスポンジにクリームをぬって、お花畑のようなケーキをつくっています。でも、モニカさんのお誕生日には何をあげたらよいのでしょう。ケーキはモニカさんでないと焼けないし・・・困っていたみんなのところにくまのダニエルさんがやってきます。

森の動物たちとたくさんのケーキ、かわいいさし絵たっぷりで1年生からひとりで読める！『ある晴れた夏の朝』で小学館出版文化賞『ぼくたちの緑の星』でうつのみや子ども賞受賞の小手鞠るい氏による大人気！「うさぎのお店やさん」シリーズが２冊同時刊行されます。おいしくて、やさしい物語です。
新キャラクター、おおかみのアンジェラさんも登場。

内容説明

モニカさんは「ケーキのお花畑」のまんなかに一枚のビスケットをかざりました。そこには、チョコレートで文字が書かれています。１年生からひとりで読める！うさぎたちの、おいしい、やさしい物語。

著者等紹介

小手鞠るい［コデマリルイ］
小説家、詩人、児童文学作家。１９５６年岡山県生まれ。２０１９年に『ある晴れた夏の朝』で小学館児童出版文化賞を受賞

たかすかずみ［タカスカズミ］
イラストレーター、絵本作家。１９５７年福岡県生まれ（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ぶんこ]

森のケーキ屋さんのモニカさんは毎日大忙し。森の仲間の誰かのお誕生日を祝うバースデーケーキを、弟のノエル君と作っています。美味しいケーキと誕生日プレゼントで大喜びのみんな。作っているモニカさんも大喜び。そんなモニカさんのお誕生日をノエル君と森の仲間が密かに準備。狼は恐いけれど、花屋のアンジェラさんは優しい狼。モニカさんへの素敵な花籠を整えました。お誕生日は自分のも嬉しいけれど、大切な誰かさんのお誕生日はもっと嬉しいですね。

2023/02/04

[遠い日]

シリーズ２。卯年にちなんで。うさぎのモニカのケーキ屋さんは今や森のみんなにとってなくてはならないお店です。そこでみんなは縁を繋ぎ、助け合いと喜びと仲間意識を育てているのです。サブタイトルに「ハッピーバースディ」とあるように、誰かの誕生日をみんなで最高に祝ってあげようというやさしい気持ちにあふれたお話たちでした。わたしは物言わぬくまのダニエルさんが大好き。

2023/01/12

[ゆみ]

のどかなお話。絵が可愛かった。これを読んでるとケーキが食べたくなるー。最後まで読んで最初に戻ってぱらぱら見てると最初の方に伏線が？

2023/02/23

[mai]

7歳、寝る前の読み聞かせ。ほっこりあたたかいストーリー。誰かが誰かを想ってお誕生日をお祝いして、、幸せがつながっていく。 狼さんが優しくてホッとしていた。

2023/03/08

[moco]

【５歳１０か月】一人読み。「かわいいおはなし」

2023/02/18