出版社内容情報
エストニアで活躍するアヌ・ラウド、アヌ・コトリ、二人が競作する編みぐるみやパペットなどの動物ニットが作れます。クラフトの宝庫といわれる「エストニア」。
そのエストニアで活躍するアヌ・ラウド、アヌ・コトリ、
二人が作った動物ニット(編みぐるみやパペット)の作り方を紹介します。
動物たちは、羊、ウサギ、オオカミ、クマ、キツネ、ブタ、猫、犬…など計32種類。
動物達のボディには、エストニア伝統の編み込み柄。
本書を監修している林ことみさん自ら、二人のアヌが住むエストニアに赴き、
それぞれの作品の魅力や思い、作る時のアドバイスを教えてもらいました。
パペットと編みぐるみ、それぞれが出来上がるまでの写真や、伝統柄の実際の編み地パターンも掲載しています。
アヌー・ラウド[アヌー ラウド]
アヌー・ラウド Anu Raud:1943年生モスクワ生まれ。エストニアを代表するタペストリー作家にしてエストニアの伝統手仕事の研究家、教育者として有名。作家で詩人の父とサリンジャーやマークトゥエインの翻訳をした母を持ち、タリンのアートアカデミーで学ぶ。エストニア独立後はタリンから祖父の故郷であるヴィリャンディに居を移し、ファームとミュージアムを開き、創作とワークショップを中心とした暮しをしている。
アヌー・コトゥリ[アヌー コトゥリ]
アヌー・コトゥリ Anu Kotli:1943年タリン生まれの建築家。父も建築家で、タリンで5年毎に開かれるソングフェスティバルの会場となる歌の原の大ステージの設計者。アートアカデミーの建築科の学生時代にアヌー・ラウドと知り合い、ジャンルを超えた親しい友人関係が今も続いている。動物ニットの本KIRIKARIを制作する際にはかなりの数の作品を生み出している。編み物はあくまでの趣味ではあるが動物の形状の違いを編み上げるところは建築家ならではの発想といえる。
林 ことみ[ハヤシ コトミ]
林 ことみ:子供の頃から刺繍やニットに親しみ、子供が生まれたことをきっかけに雑誌で子供服のデザインを発表。2000年からは北欧で開かれるニットシンポジウムに参加し、北欧のニットを紹介する本を出版。二人のアヌーとは2001年、ノルウェーでのシンポジウムで知り合い、その後何度もエストニアを尋ね、エストニアのニット本も出版する等親交を深めている。
目次
タリン旧市街(ウサギ;赤の子ブタ ほか)
アヌー・コトゥリさんの庭(ピンクとグレー2匹のブタ;3匹のブタ ほか)
アヌー・ラウドさんのファーム(シカ2匹;ウサギ勢揃い ほか)
レシピノート(エストニア伝統パターンの楽しみ方;編みぐるみの作り方 ほか)
著者等紹介
ラウド,アヌー[ラウド,アヌー] [Raud,Anu]
1943年モスクワ生まれ。エストニアを代表するタペストリー作家にしてエストニアの伝統手仕事の研究家、教育者として有名。タリンのアートアカデミーで学ぶ。エストニア独立後はタリンから祖父の故郷であるヴィリャンディに居を移し、ファームとミュージアムを開き、創作とワークショップを中心とした暮しをしている
コトゥリ,アヌー[コトゥリ,アヌー] [Kotli,Anu]
1943年タリン生まれの建築家
林ことみ[ハヤシコトミ]
大学卒業後日本航空に勤務。子育てのために退社し雑誌で手作り子供服の仕事を始める。その後手作り雑誌の副編集長を勤め、フリー編集者になってからはハンドクラフト本を企画編集している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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