うかれ十郎兵衛

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うかれ十郎兵衛

  • 吉森 大祐【著】
  • 価格 ¥1,650(本体¥1,500)
  • 講談社(2021/04発売)
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  • サイズ B6判/ページ数 242p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784065228302
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

蔦重の最高傑作「東洲斎写楽」はなぜ一瞬にして消えたのか?

喜多川歌麿、東洲斎写楽、恋川春町、山東京伝、曲亭馬琴……鋭い閃きと大胆な企てで時代を切り開いた稀代の出版プロデューサー・蔦屋重三郎が世に送り出した戯作者や絵師たち。江戸の精華として誰もが知る彼らの人生の栄光と悲哀を描いた連作短編集。

寛政六年、奢侈禁止令によって客足が遠退き、破綻の危機に瀕した芝居町。立て直しのために芝居小屋「都座」の座主・都伝内が白羽の矢を立てたのは蔦屋重三郎だった。同じく奢侈禁止令の影響でさびれていた吉原遊郭を、無名の絵師だった喜多川歌麿を起用して花魁の錦絵を描かせ、評判を高めて再興した手腕を買われたのだ。苦慮する蔦重は、都伝内が上方から迎えた人気作者・並木五瓶の話を聞き、書見台に散らばる走り書きに目をつける――。
「最後の機会を与えましょう――。もし、あなたが、本気で絵に取り組もうという覚悟と気組があるのならば」

『ぴりりと可楽!』で第三回細谷正充賞を受賞した著者の新作、早くも登場! 

内容説明

鋭い閃きと大胆な企てで時代を切り開いた、稀代の出版プロデューサー・蔦屋重三郎が世に送り出した戯作者や絵師たちの、人生の栄光と悲哀を描いた連作短編集。

著者等紹介

吉森大祐[ヨシモリダイスケ]
1968年東京都生まれ。慶應義塾大学文学部卒業。大学在学中より小説を書き始める。電機メーカーに入社後は執筆を中断するも、2017年「幕末ダウンタウン」で小説現代長編新人賞を受賞。20年『ぴりりと可楽!』で第三回細谷正充賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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いつでも母さん

158
蔦屋重三郎…蔦重がプロデュースした5人の話。好みは写楽の話のタイトル作だが、正直言って重三郎は好きになれないタイプだった(笑)2021/05/29

真理そら

73
蔦屋重三郎が商売人として歌麿、写楽、恋川春町、山東京伝、馬琴等をプロデュースしていく連作短編集。人たらし蔦重が口説き落とし損ねた『木挽町の絵師』。木挽町狩野家の絵師・文洲は奥絵師として江戸城中奥の御用部屋に通っている。もう若くないのに長い間中奥で半端仕事をこなすことに倦んでいる。その文洲を蔦重が口説くけれど文洲は鉄蔵(北斎)のような生き方は無理だと思う。蔦屋の長屋でいつかは羽ばたけると信じて気炎をあげている鉄蔵のような男達と対照的な文洲。野心を持った仲間と過ごしていると空も飛べるはずと思う時ってあるよねえ2021/06/19

セロリ

33
いや〜面白かった。本屋で編集者で出版元でプロデューサーの蔦屋重三郎(蔦重)が、商売をしながら新しい才能を世に送り出す5編の連作短編集。中でも『木挽町の絵師』が好きだ。江戸城の奥絵師が、蔦重に誘われながらも決して恵まれてはいない今の仕事を全うすることを決める気持ちは、中年の私にはよくわかる。挑戦が怖いとか不安だというだけではない、受け入れるような気持ち。名をあげたいと渇望する若い鉄蔵とは、先の長さも違うのだ。この鉄蔵はのちに葛飾北斎として町絵師の頂点に立つのだが。史実を絡めたこの作品、ほんとに面白かった。2021/06/20

にゃおこ

27
来年の大河の予習。面白かった。2024/04/15

fuku3

21
2021.6.30読了。蔦屋重三郎(蔦重)が関わり世に送り出した五篇の連作短篇。まさに江戸の粋、鯔背の最先端を走り吉原を拠点にこれだと目を付けた者を手練手管を駆使して口説き落とし、色々と手を尽くして世に送り出す名プロデューサー蔦重!お上の顔色で世の中が変わり瀕死の芝居町や吉原をプロデュースし見事に復活させた手腕は秋元康、小室哲哉の上を行く!西條氏の『曲亭の家』を読んで馬琴の器の小ささを知りここに出てくる若かりし頃の馬琴を読んでその片鱗を伺えた!写楽が何故短期間だけ活躍しその後消えたかは謎のままであった!2021/06/30

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