出版社内容情報
時は2XXX年。【絶滅種図鑑】をこよなく愛する少年ヒラナリの前に、絶滅種『ヤンキー』があらわれた！ 黒くて太い棒のような髪の毛、上着は丈が短い『短ラン』、『ボンタン』と呼ばれる不自然な形のズボン……それは【絶滅種図鑑】にのっていた『ヤンキー』のかっこうそのものだった。
「オレの名前は福家とおる。中学２年。勉強はからっきしだが、ケンカ上等、県内最強を目指してるんで、そこんとこ夜露死苦ぅ！」
そんな『ヤンキー』とおるとの出会いが、ヒラナリの世界を変えていく－－！
＜小学上級・中学から すべての漢字にふりがなつき＞
内容説明
ときは２×××年。“絶滅種図鑑”をこよなく愛する少年ヒラナリの前に、絶滅種の『ヤンキー』、『サラリーマン』、『シュフ』、『ニート』が次々とあらわれた！彼らがこの時代にやってきた理由とは？そしてヒラナリたちが暮らす社会では、ある実験が進行していて…。ゼツメッシュとの運命の出会いが、ヒラナリの世界を変えていく！第３回青い鳥文庫小説賞金賞！小学上級・中学から。
著者等紹介
百舌涼一［モズリョウイチ］
１９８０年、山口県生まれ。大学卒業後、広告制作会社に就職。コピーライターを生業とする。『ウンメイト』（「アメリカンレモネード」を改題）で第２回本のサナギ賞を受賞し、小説家デビュー。２０２０年、『ゼツメッシュ！―ヤンキー、未来で大あばれ』（原題「ロストカゾク」）で、第３回青い鳥文庫小説賞金賞を受賞した（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ＡＫＩＲＡ
1
まなびライブラリー（６月分）2021/06/30
ケイト
0
プロローグが終わっていきなり語り手が変わるし、超能力？ ＳＦ？ 説明も英語まじり？ ととまどいが続いて、のみこむのにすこし時間がかかったのですが。だけどなれてくるとしめたもので、話が進むにつれてすこしずつ事柄が見えてくるようになり、最後に謎が解き明かされた時は「なるほどな～っ！」と。想わずひざを打ってしまいました。ヒラなりくんととおるさんの関係もすてきで、ある場面では想わずもらい泣きしてしまいそうに。挿絵はもうちょっと漫画寄りの方がいいのではとも想ったのですが、まあ好みの問題ということで。続編も楽しみ！2021/11/05
ＡＫＩＲＡ
0
まなびライブラリー（１月分）2021/01/31
